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Snow Man、年越しライブ大反響も“タブー化” の曲にファン落胆 同じ“映像で炎上”の「ミセス」はすでにメディア解禁の“落差”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2025.01.04 12:10 最終更新日:2025.01.04 16:22
2024年の大みそかに『第75回NHK紅白歌合戦』が放送された。STARTO ENTERTAINMNENTの所属グループは2年連続で1組も出場せず、各グループは、独自にYouTubeで生配信をおこなった。
いずれのグループも注目を集めたが、とくに9人組アイドルグループ「Snow Man」の生配信は大盛況だった。
「スペシャルライブと、トーク中心の年越しカウントダウン企画による2部構成となりました。ライブでは『EMPIRE』、『君は僕のもの』、『タペストリー』などの人気楽曲を歌唱したほか、SMAPの『らいおんハート』やNEWSの『チャンカパーナ』、そして、なにわ男子の『初心LOVE』など事務所の先輩、後輩グループの曲を歌う場面も。最大同時接続数は126万人を超え、当日の国内1位を記録しました」(芸能記者)
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多くの楽曲を歌唱し、1年を締めくくったSnow Manの9人。
ただ、Xでは《KATANAやろ?すごく好きな曲なんだよ》《スノ担、KATANAの亡霊が大量に存在する》《KATANAはここでも歌わなかったね》と、彼らの楽曲『KATANA』に言及する声が多く聞かれていた。
『KATANA』は、2024年10月30日に発売された彼らのアルバム『RAYS』の収録曲のひとつ。この曲をめぐっては、ひと悶着が起きていた。
「2024年10月16日、Snow Manの公式YouTubeチャンネルで『KATANA』のプロモーション映像が公開された際に『岡村寧次』(正確には『岡』が『崗』に、『寧』は簡体字)という軍人の名前が刻まれた『刀』が映し出されんです。この人物は、中国侵略を指揮していた日本軍の指揮官のひとりとされています。
そうした歴史的背景もあってか、翌日にSnow Manの所属するレコード会社が、歴史的事象に対する配慮に欠ける部分があったとして、謝罪する事態になったのです」(前出・芸能記者)
騒動から2カ月が経ち、大みそかの生配信を迎えたが、この曲は“タブー”状態になりつつあるという。
「Snow Manは11月から12月にかけて“5大ドームツアー”をおこない、年末の大型歌番組にも多数、出演しました。それでも『KATANA』を披露することは一度もありませんでした。歴史的事象が背景にあるため、解禁へのハードルが高いという面もあります。ただ、曲自体は好評だったため、ファンの間では幻になりつつある状況を危惧する声があがっているんです」(前出・芸能記者)
Snow Manと同様、歴史上に認識問題をめぐって、2024年6月には3人組ロックバンド「Mrs.GREEN APPLE」(以下、ミセス)の楽曲『コロンブス』が物議を醸したことがあった。
「曲のミュージックビデオでは、題名から想起したのか、クリストバル・コロン(英名クリストファー・コロンブス)のような格好をしたメンバーが、類人猿を思わせるキャラクターに人力車を引かせる描写がありました。
コロンブスについては『先住民に対する侵略者』とする見方があるなか、こういった描写があったことで、インターネット上では大炎上。すぐにミュージックビデオは公開停止され、本人たちも配慮不足だったことを謝罪しました。
ただ、2024年9月7日の音楽番組『with MUSIC』(日本テレビ系)では、同曲が初めてテレビ披露されており、大晦日の『CDTVライブ! ライブ! 年越しスペシャル!2024→2025』(TBS系)でも歌唱されています。
そして、ファンなどからも『コロンブス』を歌うことへの否定的反応はほとんど見られません。それだけに、Snow Manの『KATANA』が今後、どのような扱いになるか気になるところです」(同前)
Snow Manは1月22日でCDデビュー5周年を迎える。記念すべき年に、9人が『KATANA』を歌唱する姿は見られるか──。
( SmartFLASH )