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黒柳徹子に影響された「MISIA」アフリカでの支援活動を語る

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.22 11:00 最終更新日:2018.01.22 11:00

黒柳徹子に影響された「MISIA」アフリカでの支援活動を語る

『第5回アフリカ開発会議』

 

 歌手のMISIAが1月19日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演し、黒柳の影響で始めたというアフリカでの支援活動について語っていた。

 

 MISIAは、アフリカで、教育支援や貧困・マラリアの撲滅を目指した活動を10年近く続けている。2013年には活動が評価され、第5回アフリカ開発会議の名誉大使にも選ばれている。

 

 番組では「小学1年生のあたりに、徹子さんがアフリカに行かれたりとかアジアのいろんなところに行かれて。当時は『We Are The World』を歌われたり。それを見て初めて『自分と同じぐらいの子供達が、まったく違う状況で生きているんだ』っていうのを知って、びっくりして」と、黒柳の活動をテレビで初めて見たときの感想を語る。

 

 当時は「自分が大人になるころには全部(問題が)なくなってるのかな」と思っていたMISIA。大人になるにつれ、簡単には解決しない現実を知り、「より長期的に」この問題を捉えるようになったという。実際に一歩踏み出し彼女は、2007年にアフリカを訪れる。

 

「ケニアが一番最初だったんですけど。そこで感じたのは、もしかしたら『援助』が最後の形ではなくて、もっと『世界中の人とともに生きていくにはどうしていけばいいのか』を考え合うことが大事なのかなって。

 

 徹子さんはいろんな世界中の人とお友達になって、日本と(世界を)繋いでいたんだなって。自分が行ってみて感じて」

 

 こうした発言に対し、司会の黒柳徹子は「若い人が私の行動をご覧になって、『やってみよう』とお思いになっているのは嬉しい」と感想を述べた。

 

 さらにMISIAは、初めて現地に行ったときから「教育が一番大切」と感じたケースについて語る。

 

「2007年にケニアで出会ったエミテワちゃん。彼女はお父さんが出稼ぎに行っている間に、お母さんとおばあちゃんが相次いで亡くなり、その間に親戚の人たちに売り飛ばされてしまった。

 

 お父さんは1年半かけていろんなスラムを回り、やっと彼女と弟を見つけ出して家に連れて帰った。エミテワちゃんは、『これからもっと勉強すれば未来は変わると思う』って(話をしてくれて)」

 

 彼女の高校入学や大学進学、あわせて他の子供たちのサポートも行なったという。

 

「(彼女は)去年、保育園の先生になって。いまはスラムに幼稚園を作って同じような境遇の子供たちをサポートしている。このとき(2007年)の子供達はいっぱい勉強して日本に留学し、障害のある子供達のための勉強をしている。もうすごく感動しました」

 

 番組では、黒柳を尊敬し自ら「フリーク」と話していたMISIA。子供の頃に感じた衝撃を忘れず、黒柳の意思を受け継いで活動していくことは、なかなかできることではない。

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