1月7日、『ザ!世界仰天ニュース4時間SP』(日本テレビ系)が、MCを務める中居正広の出演シーンをすべてカットされた状態で放送された。
「同日、日テレが、中居さんが出演する部分を全カットして放送すると発表していました。2024年12月に報じられた “9000万円女性トラブル” を受けての対応です」(テレビ局関係者)
放送では、ともにMCを務める笑福亭鶴瓶が、隣に座っていたであろう中居のほうに時折目を向けて話す様子も見えた。しかし、中居本人の姿は一切映ることはなかった。
「騒動後、中居さんの出演番組は次々に休止や差し替えがおこなわれています。『中居正広と金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)、『だれかtoなかい』(フジテレビ系)など数々のレギュラー番組を抱えていた売れっ子だけに、影響は計り知れません」(前出・テレビ局関係者)
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トラブルの真相は別として、騒動後、パタリと姿が消えてしまったことに、悲しみを覚えているファンもいるようだ。Xでは、複雑な心境を吐露するファンの声があがっている。
《中居くん...顔みたいなあ...》
《中居くんらしい決断でした。でも、また背負い過ぎて身体を壊さなければ良いなと心配しています》
《中居くんが好きだから…だからこそを込めて 記者会見は兎も角 中居くんを信じ 応援してる方々は沢山います せめて 貴方の口から 語っていただけないでしょうか?》
ファンの心境は、今回の『ザ!世界仰天ニュース』の出演が全カットになった背景もあって、より複雑になっている、と芸能プロ関係者は分析する。
「日テレが経緯を説明した際、中居さんの全カットは《総合的な判断》としたうえで、中居さんにも報告したことを明かしました。その際、中居さん本人からも《同様の申し出を受けた》とコメント。
もともと気遣いのできるタレントとして業界内外問わず有名だった中居さんなので、その人柄が滲み出た対応に、ファンはより切なさが増してしまったのではないでしょうか」
さらに拍車をかけているのが、トラブルの内容が一部の週刊誌のみを通じてしか明らかにされていないことだ。
「騒動後、中居さんは、有料会員サイトのブログに謝罪文を記載。トラブル自体は認めたものの、あくまで解決済みというスタンスは変わらず、それ以上の動きは見えません。
不透明なことが多いため、ファンも置いてきぼりになっています。姿を消したまま騒動だけが大きく報じられ続ければ、ファンのモヤモヤも増えていくばかりでしょう。
“解決済み” という一点張りでなく、会見を開いて話せる範囲で話す、という手段もあるはずです。まだ応援してくれるファンに対しては “説明責任” があるはずですからね」(前出・芸能プロ関係者)
姿は消えても、ファンのジレンマはいまだ消えない。
( SmartFLASH )