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『べらぼう』歴代最低視聴率を記録…背景に「女郎の意味を聞かれても答えられない」子育て世代から漏れる “苦言”

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2025.01.15 15:41 最終更新日:2025.01.15 17:32

『べらぼう』歴代最低視聴率を記録…背景に「女郎の意味を聞かれても答えられない」子育て世代から漏れる “苦言”

『べらぼう』で主演を務める横浜流星

 

 1月5日にスタートした、横浜流星主演のNHK大河ドラマべらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』が、初回平均世帯視聴率12.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。大河ドラマの歴代初回最低になったことがわかった。

 

 第2話も12.0%と低めの数字になり心配されているが、芸能担当記者は「明るい材料も見え始めています」と言う。

 

「同時・見逃し配信サービスの『NHKプラス』で配信された『べらぼう』第1話は、ORICON NEWSによると、2020年4月以降に配信されたすべてのドラマのなかで最多視聴数を記録したということです。今後に期待が持てる数字です」

 

 

 今作は、「江戸のメディア王」となった蔦屋重三郎に横浜流星を起用。さらに、花魁役の小芝風花、平賀源内役の安田顕、田沼意次役の渡辺謙、松平武元役の石坂浩二など錚々たるキャスティングで脇を固め、放映前から話題になっていた。では、なぜ視聴率は伸び悩んでいるのか。

 

「物語の舞台が遊郭の『吉原』ということもあると思います。NHK大河ドラマは日曜日の午後8時から始まります。歴史の勉強にもなるため、大河は家族で視聴されることも多いのですが、子供から『吉原でおこなわれていたこと』や『岡場所』『女郎』といった用語の意味を聞かれて、答えに窮する親もいると聞いています。

 

 作中で『女を選ぶ』などのセリフも出てきますし、初回の『うつ伏せ全裸死体』もSNSで物議を醸しましたから、本来は視聴者になる親世代も、子供が起きているので見ていないのかもしれません。そのため、1人の時間に観ることができるNHKプラスの視聴数が伸びているのではないでしょうか」(前出・芸能担当記者)

 

 Xにも《子供に見せられない大河ドラマ》《確かに子供さんがいるご家庭で観る事を考えると…》《べらぼうは子供たちと一緒に見れそうにない》など、戸惑うポストが目立っていた。

 

 しかし、その一方、《べらぼう見たけどもう映画レベルの映像、セット、俳優陣》《大河ドラマなんて見るのほぼ初めてだけど今後が楽しみ!》など期待の声があるのも事実だ。

 

 本作の脚本は『おんな城主 直虎』(2017年放送)を手がけた森下佳子氏。NHKのインタビューでは「(大河ドラマは)多くの人が楽しめるエンターテインメントであるべきだと思っています」と語っている。今後、子育て世代の “苦言” を跳ね返し、どんな「吉原」を描いてくれるのか。

( SmartFLASH )

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