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フジテレビ「中居正広騒動」で社長会見も火に油…ますます現実味が帯びる『だれかtoなかい』岡田准一MC回の “完全お蔵入り”

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日：2025.01.17 17:07　最終更新日：2025.01.17 17:07

中居正広と共演予定だった岡田准一

　1月17日、フジテレビの港浩一社長が緊急の記者会見を開催した。内容は、世間を騒がせている中居正広の「女性トラブル」に関してだった。

　2024年12月の「NEWSポストセブン」と「文春オンライン」で、フジテレビ社員がかかわった会食をきっかけに、中居と女性の間でトラブルが生じ、解決金として中居が約9000万円を支払ったという衝撃的な内容が報じられた。

「9000万円トラブル」に関して、フジテレビは、2024年12月27日、企業サイトで《記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません》と全面否定し、強気な姿勢を見せていた。

　だが、年が明けて風向きが変わり始める。

「1月15日の『文春オンライン』で、フジテレビの女性アナウンサーが、同社幹部が設定した中居さんとの会食に参加させられたことを仮名で告白したのです。記事は、フジテレビが局の女性アナを使ってタレントを “接待” しているかのような内容でした。

　この報道を受けてか、15日にフジテレビは外部の弁護士を入れて2024年から調査を進めていることを発表し、16日に中居さんの件で会見をおこなうことを明かしたのです」（芸能記者）

　しかし、その記者会見も開催の仕方で、火に油を注ぐことになってしまった。

「テレビ、ラジオ記者会などが主催する社長の定例会見を前倒ししたものであることを理由に、記者会に参加するメディアが限定されたんです。また、会見の生配信、映像中継もおこなわれていません。閉鎖的な会見になった印象はぬぐえません」（前出・芸能記者）

　参加するメディアが限られ、テレビ中継もないフジテレビの会見に関して、Xでは《テレビ局の記者会見なのに、カメラ持ち込み禁止、中継も配信もダメなんてふざけた記者会見》《フジテレビの社長がカメラ無しで会見しようとしてるのどういうお笑いなんだ》《それってなんのためにやるの？》と、厳しい意見が相次いでいる。

　フジテレビ自体が揺れるなか、中居の冠番組『だれかtoなかい』も窮地に立たされている。同番組は、2023年4月に「ダウンタウン」の松本人志と中居による『まつもtoなかい』としてスタートしたが、苦難に見舞われている。

「2024年1月、性加害疑惑報道の真実性を争う裁判にともない、松本さんが芸能活動を休止したことを受け、同年2月に現在の番組名に改題し、中居さんの相棒となるMCも、嵐の二宮和也さん、俳優のムロツヨシさんが交代で務めました。

　さらに、2025年1月12日からは元V6の岡田准一さんが新MCになる予定でした。しかし、中居さんの件を受けて、当面の間、番組自体が放送休止することが発表されたのです」（前出・芸能記者）

　SMAPとV6の元メンバーの共演とあって、双方のファンの期待値も高かった。ただ、中居と岡田が揃う放送は絶望的な状況になりつつある。

「中居さんとフジテレビ幹部社員の “疑惑” が騒がれるなか、この番組を放送すれば、視聴者やクライアントの反発は避けられません。もともと、2024年12月12日に複数のスポーツ紙で、同番組は2025年3月末で終了することが報じられていました。

　現在の中居さんの騒動の状況を鑑みると、3月まで、これまでのように『だれかtoなかい』を放送できるようになるとは思えません。別の特番などで穴埋めされ、岡田さんMC回の『だれかtoなかい』は一度も放送されないまま “お蔵入り” になることが大いに考えられます」（芸能プロ関係者）

　岡田は、2023年11月に旧ジャニーズ事務所を退所し、同年12月に個人事務所『AISTON』を設立。『だれかtoなかい』の仕事には、意欲を燃やしていたようだ。

「旧ジャニーズ時代から、岡田さんはテレビより映画に重点を置いており、地上波のバラエティ番組に対しては、やや消極的なスタンスだったそうです。

　彼の事務所には俳優の植木祥平さんと山ヵ翆佳（すいか）さんが入所し、岡田さんは2人のマネジメントに関連した手続きなどもあり、忙しかったと聞いています。

　そんななかでも、かつての事務所の大先輩ながら、これまであまり接点のなかった中居さんとの仕事だったことから、スケジュールを調整し、準備していました。

　初回は、田原俊彦さんと元少年隊の植草克秀さんが出演予定でしたが、1月10日の『スポーツニッポン』で、お蔵入りになったと報じられています。岡田さんも、やりきれないことでしょう」（前出・芸能プロ関係者）

“おかだtoなかい” は、このまま日の目を見ないまま終わってしまうのか──。