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「中居正広女性トラブル」報道で激震・フジテレビにはびこる“バラエティ至上主義”港社長も「私自身も調査の対象」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2025.01.17 19:00 最終更新日:2025.01.17 19:00
2024年末に明らかになった、中居正広の女性トラブル。中居と食事会で同席した芸能関係者の女性の間で、深刻な問題が生じたというものだが、一連の報道の影響は、なおも広がりつつある。
中居本人に関しては、『ザ! 世界仰天ニュース』(日本テレビ系)のMC降板が発表されたほか、出演するソフトバンクやタイミーのCM動画が公式サイトから削除されるなどの措置が取られている。
そして、火種はフジテレビにも移っている。
「『週刊文春』によれば、フジテレビの女性アナウンサーが、同局の編成幹部を通じてタレントに “上納” されそうになったと告発しているのです。同誌は、フジにはこうした“DNA”があるといった同局元幹部の証言も掲載しています」(芸能記者)
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報道に揺れるなか、フジテレビの港浩一社長は1月17日に会見を開いた。港社長は会見で、調査委員会の立ち上げを明言。さらに「社長の私自身も、今後、調査を受ける立場となる」と報告した。
フジテレビは2024年末、「当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」などと、報道内容を否定。それ以降、社長による初の声明となる。港社長は、会見で「現在まで説明ができなかったことについてお詫び申し上げます」とも発言した。
フジテレビのコンプライアンス意識に疑問が呈されるなか、あるテレビ局関係者は、同局の“体質”についてこう語る。
「フジテレビは、バラエティ出身者を重用する人事がおこなわれてきました。現在の港社長も、『とんねるずのみなさんのおかげです』などのプロデューサーとして、バラエティの現場で活躍し、バラエティ制作センター担当局長などを経て、社長に就任しました。また、“上納”についての関与を報じられている編成部長のA氏も、編成制作局バラエティ制作センター部長を経て現在の肩書になっています。
フジの社内では、バラエティ番組で成功を収めることで、出世できる構図になっています。バラエティで成功するには『いかに大物タレントとの関係を構築するか』が優先されます。報道が事実であれば、その関係構築が“上納”という形になってしまったのかもしれません。そこでは、常識的なコンプライアンス意識が働かなくなります。
ちなみに、テレビ朝日やTBSは、報道部門が社内的にも重要な部署と目されています。報道部門では、より厳しいコンプライアンス意識が求められますからね」
今後、調査が進められていくなかで、フジテレビの“バラエティ至上主義”は変わっていくのだろうか――。
( SmartFLASH )