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女子アナも解説委員も憤慨…渦中のフジテレビ、“身内” からも批判続々…杜撰すぎる記者会見が加速させる信頼失墜

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記事投稿日:2025.01.20 15:03 最終更新日:2025.01.20 15:03
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
女子アナも解説委員も憤慨…渦中のフジテレビ、“身内” からも批判続々…杜撰すぎる記者会見が加速させる信頼失墜

会見に臨んだフジテレビの港浩一社長。対応のまずさが火に油を注いでしまったようだ(写真・共同通信)

 

 中居正広の女性トラブル問題に対するフジテレビの対応に、同局社員から批判の声が続々とあがっている。

 

「社員の声を代弁するかのように、口火を切ったのは宮司愛海アナです。1月17日にフジテレビの港浩一社長が会見を開きましたが、同日放送のニュース『Live News イット!』で『意図しない目を向けられ、傷ついている仲間が多くいます』として、『一連の問題の大本、根本に何があったのか、第三者の目を入れて調べて、会社が生まれ変わる一歩にすべき』と、こみ上げる感情を抑えながら会社に訴えました。

 

 

 また、19日には『Mr.サンデー』で、宮司アナの後輩にあたる藤本万梨乃アナが『これから調査をするということですが、第三者の目線で独立性と客観性、中立性がきちんと担保される体制作りが大事だと思っている』と考えを語っています」(芸能担当記者)

 

 社員からの批判は、週が明けた20日にも相次いだ。

 

 入社34年になるベテラン解説委員の風間晋氏が『めざまし8』に出演。落ち着いた口調ながら、怒りを含んだ表情で「今回の事案に関して全然知らなかった。報道が出てくるまで知らなかった」と語り、今もって社員に説明がないことを打ち明けた。

 

「風間氏は、港社長の会見についても『社長がどういう説明をおこなったのか、(社員も)あとで報道を通じて知る。とても残念』と語気を強め、さらに『同じ年の3月に、ジャニーズの性加害問題でBBCが報道して、(フジテレビも)検証番組を作って足りなかった部分を説明したが、ほぼ同じタイミングでこういう事案が起こっていた』『それに対して対応がどうだったのか。今回の対応でどれだけ納得感を得られるのか』と、一連の対応に疑問を呈していました」(同前)

 

 同番組で谷原章介とともにMCを務める小室瑛莉子アナも、番組内で「徹底的に洗いざらい調査をして、会社に悪いことがあったとしたら膿を出し切ってほしい」と語った。港社長は会見で、今後の対応について「第三者の弁護士を中心とする調査委員会」を立ち上げて調査する意向を示している。

 

「今回、局内のアナウンサーや解説委員からも怒りを込めた批判が噴出する事態となっていますが、共通しているのは、事態を把握してからも “ほぼ放置” してきた局の対応の稚拙さです。

 

 フジテレビの会見は、自らも報道メディアでありながら中継を禁じ、テレビカメラや記者以外を締め出すなどの対応をおこなった。これに憤慨しているのは、締め出されたメディアのみならず、局内の “仲間” たちも同じということでしょう。

 

 同社の足並みのそろわなさが露呈してしまっている以上、視聴者からの信頼はさらに落ちていくものと思われます」(同)

 

 番組改編期の4月を前に、スポンサー離れが加速するフジテレビ。会社存続すら危ぶまれている――。

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