エンタメ・アイドル
「降りない企業はどこなのか?」フジテレビ、広告主 “ドミノ撤退” めぐり意見噴出…高須院長は「風評に揺れ動くつもりはない」
中居正広が起こした女性トラブルに社員の関与が噂されたことで、スポンサー離れの連鎖が止まらないフジテレビ。1月20日には、トヨタ自動車や花王など50以上の企業が同局でのCM放映差し止めなどの措置をとることが明らかとなった。
SNSでは、同局のスポンサーを降りた企業と降りない企業を列挙したリストが拡散しているが、1月19日、作家で経済評論家の渡邉哲也氏はXに
【関連記事:中居正広「指さし」「高笑い」の失礼連発に大御所俳優も“イライラ”…「ガキのまんまの態度」のあきれ声】
《確かに営業や性加害に関わっているスポンサー企業は、フジのスポンサーを降りるにはリスクがある。降りられない企業は、、、》
と、意味深なポスト。すると、この渡邉氏の投稿に、NHKから国民を守る党の浜田聡参議院議員が反応。浜田議員は渡邉氏のポストを引用しつつ、
《まくら営業や性加害に関わっているスポンサー企業は、フジのスポンサーを降りるにはリスクがある、とのご指摘は大変興味深いです。例えば、トヨタ自動車はスポンサーを降りたと認識しています。スポンサーを降りない企業はどこなのか?国民は注目すべきです》
と訴えたのだ。この浜田議員の投稿にコメント欄には、
《確かに!大変興味深い視点です》
《フジのスポンサーを降りるか否かが、世間の目のリトマス紙となるのですね》
《スポンサー企業も社内に地雷が埋もれているかの確認は大変でしょうから日数かかると思います。身に覚えのある歴代担当役員、役職者は戦々恐々としているでしょうね。》
など、多くの共感の声が寄せられた。一方で、1月20日には
《僕は風評に揺れ動く世間の目を気にしてフジテレビから離れるスポンサーにはなりたくありません。僕は真実が明らかになるまでフジテレビのCMは変えません》
と自身のスタンスを明確に主張したのが、高須クリニックの高須克弥院長だ。世論の流れとは真逆をいく高須氏のポストは、現時点で592万回のインプレッションを記録しているが、コメント欄には高須氏の主張に賛同する声だけでなく、
《情報開示の非公開姿勢に抗議して、多くの企業はCMを見合わせています。風評とは別の話ですよ》
《立派な理念・姿勢だとは思いますが、間違った判断だとも思います。スポンサーとして厳しい立場をとる必要があるとも思います》
など、高須氏に対する厳しい声も多く飛んでいる。
「スポンサー各社としては、あくまで自社のPRになると考えて出稿しているわけで、フジテレビにCMを出すことがネガティブになりかねない状況で “撤退ドミノ” が続くのは当然でしょう。
高須氏のように、真実がわかるまで判断しない、という企業ももちろんありうると思います。
ただ、決定的になったのは1月17日の社長会見でした。会見で、ある程度同局のスタンスが見えるかと思ったら、記者の質問にはほとんど “回答拒否” で、『第三者の弁護士を中心とする調査委員会を立ち上げる』の一点張り。説明不足なのではないか、という疑念が一気に広がりました。
調査委員会による調査には時間がかかります。フジテレビサイドとしては、経営陣の刷新や中間報告の発表など、早期になんらかの手を打つ必要が出てくるでしょうね」(芸能記者)
負の連鎖はどこまで続くのやら……。