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フジテレビ、男女アナで別れる“接待問題”への姿勢…37歳男性アナは「大好きな会社」と涙、宮司アナは「傷ついている仲間がいる」発言
いまだ収束が見えない、中居正広に報じられている女性トラブル問題。テレビ局の“接待文化”にまで話題が広がっており、フジテレビは対応に追われている。
「2024年12月末の『NEWSポストセブン』『週刊文春』では、フジテレビ編成幹部がセッティングしたとされる会食で、中居さんと女性がトラブルになり、高額な示談金を支払ったと報じられました。同局は社員の関与を否定していましたが、1月15日の『週刊文春』では、フジ幹部の誘導により、いかがわしいホテル飲み会に“献上させられた”とするフジ女性アナの証言を掲載。同局で日常的な“女子アナ接待”がおこなわれていたのかどうか、疑惑の目が向けられています」(芸能記者)
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17日には、港浩一社長が定例会見を実施し、アナウンサーを呼んだ懇親会の有無について「親睦会や打ち上げというのは皆さんやられること。自由参加ですから」と発言。上司の誘いに応じないといけない、といったプレッシャーがあったのではないかと指摘されると「そういう社風ではないと思う」と持論を語った。
フジテレビのニュース番組でも、徐々に中居問題は報じられ始めている。だが、女性アナと男性アナでは、“接待問題”への姿勢が若干違うようだ。
社長会見直後、17日放送の『Live News イット!』(フジテレビ系)に生出演した宮司愛海アナは、声を震わせながらこう語った。
「一連の問題の根本になにがあったのか、しっかりと第三者の目を入れて調べてもらう。それが会社が生まれ変わる一歩にするべきだと私は感じています。それが信じてくださっていた視聴者の皆様に対する、あるべき姿勢だとも思います。
それから、一連の報道をめぐって、意図しない目を向けられて傷ついている仲間が、多くいます。とてもつらくて、自分たちで説明もできないといった、とてももどかしい状況に置かれています。調査はもちろんですけれど、社員に対する説明もしっかり真摯におこなって、公表してほしいと思っています」
いっぽう、1月20日の『めざまし8』(フジテレビ系)では、酒主義久アナの発言が話題を呼んだ。酒主アナは、一連の報道に対し、涙ながらに「本当にもどかしい」と発言。「13年働いてきて、一度も辞めたいって思ったことないですし、大好きな会社。先輩も後輩も含めて、大好きな仲間がいろいろ苦しんでいる姿っていうのを……見てきたので」と声をつまらせながら発言。
続けて、「好きな会社をもっとよくするためにも、調査であったり……すみません。今後、説明もしっかりしてほしいっていうのが今の思い」と、時折鼻をすすりながら意見を述べていた。
「どちらの発言も、自身の会社に対しきっちり調査を求める内容でした。ただ、酒主アナが生放送中に涙を見せたことや、『大好きな会社』といった発言には、『あまりにズレている』と批判的な意見が集まっています。会社の上層部に対し厳しい姿勢を見せた宮司アナと、会社愛を明かしながら感情に訴えかけた酒主アナでは、やはり宮司アナのほうが世間の評価を上げた印象です。この状況で矢面に立つ現役アナたちはプレッシャーも大きいでしょうが、やはり身内だからこそ、冷静に対応を求めていく姿勢や、客観的な見方を示していく必要があるのではないでしょうか」(芸能記者)
テレビ局としての意義を問われているフジテレビ。調査の結果を待ちたい。