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【中居問題】和田アキ子は沈黙、ヒロミは「待つしかない」の“実質ノーコメント”松本人志報道を超える慎重姿勢
ここ1カ月、メディアをにぎわせてきた中居正広の女性トラブル。事態はテレビ局の接待問題にまで及んでおり、騒動は広がる一方だ。
「2024年12月末に中居さんの女性トラブルが報じられ、問題が起こった会食はフジテレビの編成幹部がセッティングしたものであるとも伝えられました。同局は当初から関与を否定していましたが、1月15日の『文春オンライン』で、現役のフジ女性アナが、幹部から中居さんらが参加するホテル飲み会に誘われ、意に沿わない行為を受けたと証言。17日には港浩一社長による記者会見がおこなわれるなど、事態が大きく動いた一週間でした」(芸能記者)
報道が出始めた当初、中居の女性トラブルを報じるテレビ局は皆無だった。だが、中居側がトラブルは事実と認める謝罪文を発表してからは、風向きが一変し、各局は横並びで報じるように。それでも、はじめはVTRのみ、局アナの一言コメントのみという慎重さで、ようやくここ数日はスタジオでコメンテーターも参加した議論が見られるようになってきたところだ。
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しかし、今回の問題において、タレントたちはおしなべて口が重い。19日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、冒頭で軽く取り上げられたものの、肝心の和田アキ子はワイプに映るだけで、コメントは出さなかった。他の共演者も同様だ。
「同日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、そもそもスタジオに登場したのが、MC・東野幸治さんやヒロミさん、それ以外は弁護士やジャーナリストという手堅い面々でした。ヒロミさんは『僕らはいま、なにがあった、というのはまったくわからないんですよ。我々は(調査を)待つしかない』と曖昧な発言に終始。中居さんと長年の親交があり、『THE MC3』(TBS系)でもレギュラーを共にしているヒロミさんには、もっと踏み込んでほしかったと残念がる声も多く聞こえてきます。
おそらく、ダウンタウン・松本人志さんの性加害疑惑が持ち上がった当時のほうが、まだタレントたちのコメントが出ていたのではないでしょうか。2023年12月末の『ワイドナショー』でこの問題が取り上げられた時、指原莉乃さんが『本人たち以外がやったやってないの話をするのは一種のセカンドレイプ』『8年前のこと、っていうニュアンスはよくない』と発言し、当時は話題になりました。しかし、中居さんの問題について、きっちり言及した女性タレントはまだいません。タレント側もかなり慎重になっていることがうかがえます」(芸能記者)
なぜタレントらは口を閉ざすのか。彼らのみならず、起用するメディア側の姿勢も問われている。