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“女子アナがお酌”“局と芸能事務所の癒着”フジテレビ騒動で再注目、ホリエモン推薦の“リアルすぎる”ドラマ
CMスポンサーが続々と離れるなど、中居正広による女性トラブルによって、ますます先行きが混沌としてきたフジテレビ。
そんななか、過去にTBS系で放送されたあるドラマが再注目されている。
【関連記事:中居正広「トラブルは “結婚関連” 匂わせ」報道に集まる疑問の声…局との信頼関係崩壊で “テレビ復帰” 絶望的に】
「かつて買収騒動をめぐって、フジテレビと深い因縁のあるホリエモンこと実業家の堀江貴文氏がモデルの『新しい王様』(2019年)というドラマです。『カイジ』や『闇金ウシジマくん』などの硬派な作品を手掛けてきた山口雅俊氏が監督をつとめ、シーズン1と2の全17話のドラマとなっています。
山口監督は特定のモデルの存在は否定しているものの、堀江氏はこれまでにYouTubeなどで、藤原竜也演じる主人公アキバは自身がモデルで、香川照之さんが演じる越中(えっちゅう)ファンドの越中は、村上ファンド(村上世彰氏)がモデルだと断言しています。越中が発する現実離れしたセリフはほぼ実話だといい、フジのことも『新しい王様を観ればわかる』と発言していました。
堀江さんは1年前にYouTube番組『政経電論TV』に出演した際にも、同ドラマについて『今、THE MOVIEを企画しているらしいんですけど、村上さんから訴えられて……まあ、訴えたってことは、本人がこれは本物だって認めたってことですけどね』などと語っていました」(芸能記者)
フィクションとは謳ってはいるものの、ドラマのなかでは、キャスティングをめぐるテレビ局と大手芸能プロダクションの癒着や、アキバのインタビューがテレビ局の都合のいいように改編され放送されてしまうといった細かなエピソードが散りばめられている。さらに、中央テレビの買収目前まで漕ぎ着けたアキバと越中を局幹部が会食でもてなすシーンでは、局の女子アナを呼んでお酌をさせるなど、あまりに“生々しい”描写も差し込まれている。
こうしたことから、X上では、
《新しい王様をみてると今のフジテレビ問題がよく理解できてよい!》
《フジテレビの問題で改めて「新しい王様」をそういう視点で見直してみるとめちゃくちゃ腑に落ちるシーンばかりだった。セリフ棒読みの女優がドラマの主役級になってるのなんで?って思ってたけど。テレビ業界って終わってるなーって思った》
《フジの女子による接待や、自社内の報道は触れない等、なんか既視感あるなと思ったら、藤原竜也主演ドラマ【新しい王様】でのテレビ局まんまだった》
《このタイミングでTBSが『新しい王様』を再放送したらすごく面白い&TBSの男気を評価せざるをえない》
など、同作に再注目する声が増えているのだ。
「堀江氏の発言を思い出して、今回このドラマを初めて観る人も多いようですね。同ドラマは2019年の作品ですが、フジテレビが揺れに揺れている今、ドラマを改めて観ると、一連の『週刊文春』の報道をなぞるような、リアルさに驚くと思います。もちろん、かなり意地悪な描かれ方をしていますが、今の状況ではたかが“フィクション”と思う人は少ないのではないでしょうか」(同前)
同ドラマの中でも、藤原竜也演じるアキバは、しきりに「テレビ局は変わっていかなきゃ視聴者に見放される」と訴えているのだが……。
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