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TBS安住紳一郎アナ、『金スマ』打ち切りを伝える「悲痛アナウンス」中居正広“女性トラブル”で24年の歴史に幕
1月21日、TBSの安住紳一郎アナウンサーが、総合司会を務める情報番組『THE TIME,』に生出演し、中居正広のトラブルについて伝えた。
2024年12月の「NEWSポストセブン」と「文春オンライン」では、フジテレビ幹部社員がかかわった会食をきっかけに、中居と女性の間でトラブルが生じ、中居が解決金を支払ったことが報じられた。
この「女性トラブル」によって、中居は多くの仕事を失うことに。
「1月15日に『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)のMCを降板。20日には、TBSが中居さん、ヒロミさん、東野幸治さんの3人によるバラエティ番組『THE MC3』からの降板と『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(以下、『金スマ』)の放送終了を発表しました」(スポーツ紙記者)
TBS系の中居のレギュラー番組に関する発表があった翌日、安住アナはあらためて、2つの番組に関して「中居さんの出演する番組の制作や放送については、中居さん、女性側の双方代理人と対話をおこなってきましたが、状況を総合的に判断して、放送の終了と降板を決めました」と、落ち着いた口調で経緯を伝えた。
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安住アナといえば『金スマ』には番組開始当初から出演。現在も不定期で出演するなど、中居と長く共演していた。そうした背景もあり、Xでは《安住さんが金スマ終了アナウンスしてるの辛み》《安住さん、いつもと様子が違うような。中居くんの件でいろいろ大変なのかな?》《安住氏が金スマの終了を伝えなければいけなくなる世界線……何を思っているのか》と、安住アナを心配する声が続出した。
番組の“関係者”ともいえる安住アナによる“悲痛アナウンス”に注目が集まったが、じつは過去にも、安住アナは似た状況に置かれたことがあった。
「2022年8月、香川照之さんが『週刊新潮』に、会員制クラブのホステスの下着をはぎ取ったり、女性の髪をわしづかみにして引っ張ったりする写真が掲載されました。当時、香川さんは『THE TIME,』の金曜日の司会を担当していましたが、この件で番組を降板に。
安住さんは、同年9月2日、金曜日の同番組に急遽、出演し、香川さんの出演を取りやめることを伝えていたのです。今回、中居さんの件でまたも、共演者の不祥事を説明する役となったため、視聴者からの同情を集めたようです」(芸能記者)
2001年に放送を開始した『金スマ』は、中居が司会を務め、芸能人の波瀾万丈な人生の紹介や、社交ダンスへの挑戦などの名物企画で人気を博した。
「1997年にTBSに入社した安住さんは、『金スマ』で進行役を務めていただけでなく、開始当初はロケに繰り出したり、スタジオでほかの共演者からイジられたりするなど、番組に欠かせない存在でした。
2019年に局次長、2020年には局長に昇進したこともあり、近年は出演する機会が減っていましたが、20年以上放送された番組に対する思い入れもあるはずです」(前出・芸能記者)
放送24年めにして、中居のトラブルによって打ち切りになってしまった『金スマ』。過去に安住アナは、ピンチの同番組を支えたこともあった。
「2022年11月から2023年1月にかけ、中居さんが体調不良で休養したことがありました。そのとき中居さんに代わって、安住さんが代理MCを務めたのです。そんな長寿番組にもかかわらず、最終回は放送されず、アナウンサーとして別の番組で終了を読み上げるのみという、あっけないラストになりました。安住さんは、さぞかし複雑な思いでしょう」(同前)
まさか『金スマ』自体が“波乱万丈”な結末を迎えるとは、思いもしなかっただろう。