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中居正広、野球界から飛び出した「もう関わらないで」の悲しき声…WBCを長年担当した努力も水泡に

タレントの中居正広が起こした女性トラブルは、フジテレビを巻き込んだ大騒動に発展している。事を重く見た各局は、次々と中居が出演の番組の打ち切りや降板を発表している。
中居といえば、優れたトーク力で多くのレギュラー番組やCMを抱えていたが、単発の仕事を含めてすべてを失うことになりそうだ。1月21日には、長年続けてきた冠ラジオ番組『ON&ON AIR』も、放送30周年を目前にして終了が発表された。その“仕事剥奪”の流れは今後も続きそうだ。
中居がもっとも残念がっているのが、大好きな野球関連の仕事からの撤退だという。自ら「(侍ジャパン)日本代表の仕事はルーティン」と語るだけあって、思い入れは相当なものだった。
「中居さんは、2009年に開催された『第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』で『テレビ朝日WBC日本代表サポートキャプテン』に就任。ここから侍ジャパン関連の仕事は、まさに中居さんの独占状態でした。
続く『第3回WBC』では『侍ジャパン公認サポーター』に。さらに2017年の『第4回WBC』では『侍ジャパン公認サポートキャプテン』に指名されました。次々と名称を変えながら、野球仕事を続けてきたのです」(芸能記者)
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記憶に新しい2023年の『第5回WBC』でも同職を務め、第2回以来となる歓喜の瞬間をナインとともに味わった。中居の侍ジャパンへの想いは、本物だったようだ。
「試合だけでなく、大会ごとに行われた宮崎での合宿にも足を運んでいましたからね。合宿には中居さん以外のタレントが顔を出すこともありましたが、そのほとんどが練習を真剣に見るわけではありませんでした。もっぱら、関係者との談笑に時間を費やしていたんです。退屈すると、すぐに喫煙所に“逃げる”人も多くいました。
宮崎合宿で中居さんと遭遇したことがありますが、関係者と話し込むことはあっても、視線は常にグラウンド、選手に向けられていましたからね。それだけでなく、気になることがあればすぐさまメモ帳を取り出して書き込む。他のタレントとは、まさに一線を画していました」(スポーツ記者)
中居といえば、選手との交友関係が広いことでも有名だ。それというのも、中居の野球に向き合う“本気姿勢”ゆえのことだったようだ。
「練習を真剣に見てメモを取るなど、中居の本気度は選手にも知られていて認められる存在でした。事前にも勉強しているからでしょうか、選手への取材も、他のタレントとは違って的を射たものが多かったんです。
しかし、一連の騒動で状況一変。なかには『野球のイメージが悪くなるから合宿や試合に来ないでほしい』ということを言う選手すらいるほどです。
今年の3月5~6日には京セラドームで『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025』が行われます。来年連覇がかかる『第6回WBC』に向けた強化試合です。本来なら、中居さんは“公認キャプテン”として現場に行く予定でしたが、出演は絶望的です。
両試合はTBS系とテレビ朝日系が担当しますが、いずれもゴールデンタイムの時間帯なのでスポンサーも多い。もし中居さんが出演となれば、スポンサーが降りる可能性が高いですからね……」(スポーツ紙デスク)
中居が長年積み上げてきた努力も水泡に帰してしまうのか……。