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本当に深刻なのは4月以降「中居正広トラブル」でフジテレビを待つ “3つの地獄”…ついにスタッフ離れも始まった!
中居正広(52)の女性への性加害問題に、社員が関わっていたとの疑惑が取り沙汰され、窮地に立たされているフジテレビ。すでにCMが数多く撤退しており、1社提供番組の『くいしん坊!万才』は放送休止に追い込まれた。
だが、本当に深刻な事態が訪れるのは4月以降だ、という。あるテレビ局関係者がこう明かす。
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「今年度の広告収入はすでに入っているので、各企業がCMを撤退し、CM枠がACジャパンに差し変わっても、3月までは広告収入が減ることはないでしょう。むしろ、新年度となる4月以降の広告を取るのが現段階では厳しいはず。広告収入が激減する可能性がありますから。フジテレビは危機的状況に陥るかもしれません」
フジテレビを悩ますのは、広告に関してだけではない。番組の制作現場で悲鳴があがっているという。
「4月以降、番組を作ることができるのか、不安視する声が広がっています。ドラマで撮影許可が下りなかったり、そもそもフジテレビへの出演を考え直すタレントや役者が出てきて、番組が成り立つのかわからない状況です」(前出・テレビ局関係者)
こうした動きに不安を感じているのは、フジテレビ社員だけでなく、外部スタッフも同様だ。前出のテレビ局関係者が続ける。
「外部スタッフも、4月以降、番組を続けられるかどうか不安に感じています。現時点では、中居さんが出演していた番組のスタッフは、番組が中止になってもギャラが支払われているようですが、その先は仕事がない。
中居さんと直接関係のない番組でも、次々と広告がACに差し変わってきており、いまフジテレビでは制作スタッフ離れが起き始めているようです。
中居さんの番組の後任番組を立ち上げるため、フジテレビはスタッフの確保に奔走していると言いますが、それに応じる派遣会社は多くはないでしょう。この先フジテレビで働きたいと思う人は少なくなっています」
広告減による番組予算の削減、タレントや俳優の出演見合わせ、そして制作スタッフ離れ…こうした “3つの地獄” が深刻化すれば、もはや番組制作が成り立つのかさえ不透明になってくる。
フジテレビは1月23日、臨時取締役会の開催を決定した。取締役会では、17日におこなわれた港浩一社長の会見で述べていた調査委員会を、日弁連のガイドラインに沿った第三者委員会に変えて設置することを要望するという。一刻も早い対応が求められている。