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中居正広、芸能界引退で「SMAP映像解禁」に悲観論…ハードル高める “2つの要因” とは
《こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら…》
1月23日、中居正広がファンクラブサイトで、芸能界引退を発表した。
中居に関しては、2024年12月の「NEWSポストセブン」と「文春オンライン」の報道をきっかけに、フジテレビの幹部社員がかかわったとされる会食で起きたトラブルが注目を集めていた。
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引退発表までの経緯に関して、中居は《私がこれまでに携わらせて頂きましたテレビ各局、ラジオ、スポンサーの打ち切り・降板・中止・契約解除等に関する会談がすべて終了し、本日となった次第でございます》と説明。
一連のトラブルについては《これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。全責任は私個人にあります》と、つづっている。
「女性トラブル」発覚から1カ月あまり。中居が突如、芸能界を去る決断をしたことは世間に衝撃を与えている。
そんななか、Xでは《今回の件をきっかけに、SMAPの映像って二度と使えなくなるのかなぁ》《SMAPの映像がMステやCDTVなどの音楽番組のVTRで流れる可能性がなくなったと思われる》と、かつて、中居が所属していたアイドルグループ「SMAP」の過去映像について、心配する声が続出している。
2016年末に解散したSMAPだが、それ以降、メンバー5人の映像を見る機会は激減した。
「音楽番組で、SMAPの過去映像 “だけ” が流れないことが多々ありました。2024年10月、SUPER EIGHTの冠バラエティ番組『EIGHT-JAM』(テレビ朝日系)で、過去の名曲を紹介する企画が放送された際も、ほかのアーティストは歌唱映像などが流れるなか、SMAPはCDのジャケット写真が使われるのみだったことも話題になりました。
SMAPメンバーは、木村拓哉さんがSTARTO ENTERTAINMENT、中居さんは個人事務所『のんびりなかい』、そして、稲垣吾郎さんと草彅剛さん、香取慎吾さんはCULENと、所属事務所が異なっていたため『権利上の問題ではないか?』と噂されていたんです」(芸能記者)
これまでもSMAPの映像をテレビ放送するハードルは高かったと思われる。今回のトラブルで、ますます「映像解禁」が遠のく懸念もある。
「中居さんは1月9日、公式サイトで、トラブルが事実であることを認めると同時に、女性側とのトラブルが “解決済み” であることを強調していました。
ただ、一連の騒動は大きく世間を騒がせ、中居さんが抱えていたテレビやラジオのレギュラー番組6本は、降板や終了などですべて消滅。スポンサーを中心に、中居さんの出演に難色を示していたのは明らかでした。
今後も、そういった反発が続くことを恐れて、ますますSMAPの映像を流すことをためらう可能性は高いでしょう」(前出・芸能記者)
スポンサーの敬遠以外に、映像解禁のハードルを上げるもう1つの要因がある。
「中居さんは引退して一般人になるわけですから、本人から『過去映像を使わないでくれ』という要望が出る可能性もあります。実際に、中居さんは表明後すぐに、自身の所属事務所の公式Xアカウントを削除する対応を見せていましたからね」
2020年2月、旧ジャニーズ事務所退所を表明した際の会見で、SMAPの再結成について問われた中居は「1から99%のなかにはある。ゼロではないし、100でもない」と語っていた。
SMAPの再結成はおろか “映像解禁” もゼロになってしまうのか──。