中居正広、トラブル露見当初から漏らしていた「引退したい」釈明なしの「さようなら…」に拭えぬモヤモヤ

 

　2024年12月から、会食の場での女性とのトラブルが取り沙汰されてきた中居正広が、1月23日に芸能界からの引退を発表した。

 

　ファン向け有料オフィシャルサイト「中居ヅラ」内で《私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。なお、会社であります【（株）のんびりなかい】につきましては、残りの様々な手続き、業務が終わり次第、廃業することと致します》とメッセージを発表。

 

　さらに、中居個人からファンに向けて《こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら…》という思いもつづられていた。

 

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「個人事務所『のんびりなかい』の公式サイトで発表された『ご報告』でも、文末に《さようなら…。》とつづっていました。公式サイト自体も、『好きな女の子のタイプ』などを詳細に明かしていたプロフィールの内容やメディア出演歴といった記載が大幅に削除されました。また、のんびりなかいの公式Xアカウントも同様に削除されています」（スポーツ紙記者）

 

　9日に中居が発表した文書では《示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》と記していたが、その後、中居のレギュラー番組の打ち切りや降板の発表が相次ぎ、22日までに、レギュラーを務めていたすべての地上波テレビ番組、ラジオ番組が消滅している。

 

　さらに、トラブルへの幹部社員の関与が報じられたフジテレビも、70社以上のCM出稿が取りやめになるなど、騒動は中居にとどまらず大きな影響を見せている。

 

　今回の騒動で最初に大きな展開があったのは、2024年12月25日に「文春オンライン」が、被害女性の「今でも許していない」という肉声を取り上げたことだった。

 

『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』（以下、『金スマ』）を放送していたTBSの関係者がこう話す。

 

「報道を受けて、翌26日に予定されていた『金スマ』の収録が急遽中止になりました。それだけでなく、中居さんが周囲に『引退したい』と弱音を吐いていると、その際に聞いていたんです」

 

　当時、中居の事務所は引退発言について「ご指摘の発言をしたことはございません」と回答していたが、約1カ月後に現実のものとなってしまった。

 

　一方で、中居の突然の発表に関して、X上では《異なる報道の部分があるなら釈明してほしかった》《何の説明も釈明も出来ずに引退は本人もファンも納得していないのでは？》《言えないことが多くても、中居くんの言葉で聞きたかった》と、発言がないままでの引退にモヤモヤを感じるファンも少なくはない。

 

「スキャンダルの内容に関して、中居さんは “相手との守秘義務” を理由として、詳細を語りませんでした。そのため、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交う結果となりました。

 

　少なくとも、憶測で話されている部分について、事実と違う部分があったのなら、記者会見などで中居さんの口から否定してほしいとファンは思っていたことでしょう」（前出・スポーツ紙記者）

 

　もう、このまま中居の肉声を聞くことはないのか――。