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中居正広『金スマ』打ち切りにTBS内で出た意外な“歓声”の理由 後継番組はトーク系バラエティが最有力
《私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。なお、会社であります【(株)のんびりなかい】につきましては、残りの様々な手続き、業務が終わり次第、廃業することと致します》
1月23日、女性との性トラブルをめぐり、自らのファンクラブサイト「のんびりなかい」で、引退を表明した中居。9日に謝罪文を掲載した際には、トラブルがあった事実を認め、《示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》と、芸能活動を存続する意向を示していたが、テレビのレギュラー番組6本は、すべて終了・降板となり、彼の“戻る場所”はなくなった。
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さらに、トラブルのきっかけとなった疑惑のあるフジテレビからは、次々とスポンサーが離れ、同局は第三者委員会の設置を検討する事態に。バラエティ畑で活動してきた中居にとって、復帰は絶望的な状況だった。
「フジテレビのことばかりが話題になっていますが、中居さんの代表的な番組といえば、2001年に始まった『中居正広の金曜日のスマイルたちへ(金スマ)』(TBS系)でしょう。同局では、同じく『THE MC3』という中居さんの出演番組がありますが、こちらは中居さんが降板するだけで、番組そのものは存続となりました。しかし『金スマ』はそうはいきませんでした」(芸能記者)
TBS関係者が、意外な“内情”を明かす。
「番組の打ち切りが決まったとき、一部の関係者は『やったー!』という感じで、喜ぶ人もいました。これですっぱり番組をやめられますから。
『金スマ』は、TBSを代表する長寿番組のひとつです。24年も続いた歴史のなかでは、2016年に“ゲス不倫”から復帰するベッキーの回などは、最高視聴率24%(ビデオサーチ調べ、関東地区)を記録するなど、盛り上がりを見せたこともありました。しかしその後は、視聴率が2ケタに届かないことが多く、苦戦していたのです。
とはいえ、MCの中居さんの名前を冠した番組ですから、局側もかなり気を使っていました。やめるにやめられない、という状態だったんですよ。予想もできない形でしたが、局としては、これで番組の新陳代謝がおこなえるわけです」
後継番組については、いままさに議論が進められているところだという。
「1月10日に放送が予定されていた特番は、映画『花束みたいな恋をした』に差し替えられ、その翌週はドッキリの特番が放送されました。
3月いっぱいまでは、似たような形でしのぐしかないでしょう。そして、4月の改編に間に合うよう、大型の後継番組を立ち上げなければいけません。本来であれば、もっと準備期間が必要なのですが……。現時点では、比較的、予算がかからず成立させられるトーク系のバラエティ番組が最有力とされています」(同前)
“金曜の夜”に、視聴者へ新たなスマイルを届けられるのか。