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「ジャンキーな言葉であなたを包まないで」藤井貴彦アナ「SNS誹謗中傷」へ呼びかけた“勇気”に視聴者賛同
元日本テレビで、2024年4月からフリーに転身した藤井貴彦アナウンサーの言葉に賛同が相次いでいる。
1月20日に放送された『news zero』(日本テレビ系)では、1月18日に自殺したとみられている元兵庫県議会議員の竹内英明氏をめぐるSNS上の誹謗中傷問題を特集した。
そこで、同番組のメインキャスターを務める藤井アナが視聴者にこう呼びかけた。
「さて、この番組をご覧の皆さんにも、何気ない投稿に傷ついている方がいらっしゃると思います。ここでお伝えしたいのは、質の低い投稿には努力や工夫や思いやりが足りないということです。
投稿がすべてではありませんから、ぜひ自信を取り戻してください。でも、ダメなときはぜひ誰かを頼ってください。
言葉で人は死にます。その言葉や認識が『間違いでした』と後で謝っても、命は戻りません。送信の取り消しをしたとしても、既読の相手には必ず悲しみが残ります。
そんな投稿はしないあなたにぜひ、そのままでいてほしいから、あらためてお伝えしました。自分の思いを伝えたいときこそ、発言には時間と手間がかかります。ジャンキーな言葉であなた自身を包まないでください。お願いします」
この藤井アナの呼びかけにX上では《これはホントそう》《共感です》《今日本で一番信頼のおけるアナウンサー》と賛同の声があがっている。
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芸能記者はこう話す。
「日テレを離れましたが、それと同時に看板報道番組『news zero』のメインキャスターに起用されるなど、同局からの信頼はとても厚い藤井アナ。じつは、これまでも視聴者への呼びかけはたびたび話題になっています。
2021年1月、コロナ禍で成人式が各地で中止になったことを当時メインキャスターを務めていた『news every.』(日本テレビ系)で伝えたのですが、その際にも呼びかけをおこなっていたんです」
当時、藤井アナはこう話していた。
「今回、成人式が中止になって、多くの人が残念に思っていることと思います。話しを聞きますと、人によっては時間をかけて髪を伸ばし、友人と振袖が重ならないように準備を進めるんだといいます。決して安くないお金を親に出してもらったという人もいるでしょう。一生に一度のことですから、残念という言葉では足りないかもしれません。
ただ、この新型ウイルスに苦しんだ経験は、人の気持ちを理解するうえでとても重要だったと思います。世の中、思い通りにいかなくても誰かの批判するのではなく、誰かのために力を発揮できる強い大人でいてください。成人おめでとうございます」
前出の芸能記者が続ける。
「この言葉に対しても、やはりX上で《泣ける》《涙腺崩壊》などの声が相次いでいたんです。こうした過去の発言もあったことで、今回の藤井アナの呼びかけも心に留めようと思う人が多いのでしょう」
中居正広のトラブルによって、関与が取り沙汰されているフジテレビのみならず、ほかのテレビ局にも矛先が向かいかねない事態になりつつある。
そんなテレビ界の救世主に藤井アナはなれるのだろうか。
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