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中居正広の“引退表明文書”に堀江貴文氏が「特殊な環境でチヤホヤ」私見 背景に“マネジメント不足”も
1月23日、自身が起こした女性トラブルの責任を取って、芸能界からの引退を発表した中居正広。有料ファンクラブサイトに「少しでもお先にご報告」と題する文章を掲載した中居は、一連の騒動を謝罪するとともに、ファンへ唐突な別れを告げる形となった。
国民的アイドルグループのリーダーだった中居の、まさかの引退報告に、X上には悲痛な声があふれたが、その一方で、中居が引退報告文の最後にしたためたひとことに、注目が集まっている。
《ヅラの皆さん 一度でも、会いたかった 会えなかった 会わなきゃだめだった こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら…。》
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「ヅラ」とは、中居のファンを指す言葉。一連の報道以来、公の場所に出ることなく、突然の引退になったことをファンに詫びる文章だが、
《中居の謝罪文本当に酷すぎる 50過ぎた大の大人が描く文章じゃない 特に最後のポエムが本当にキツい》
《中居くん、50歳過ぎてもなお今の状況がこの文末の文章を入れて良い状況ではないことを認知してないのはやばい》
など、批判的な声が多く集まったのだ。この文章に言及したのが、実業家でタレントの堀江貴文氏だ。中居の引退発表を受け、同日『中居正広さん芸能界引退の件で感じたことをお話しします』のタイトルでYouTubeを更新した堀江氏は、フジテレビを含めた今回の問題について語った。そして、中居の引退報告が批判されていることに対しても切り込んだ。
「(中居の引退報告は)これが52歳のオヤジが書く文章か、みたいなことを言われたりしてるんですけど、ホント、10代のころからジャニーズ事務所という、非常に特殊な環境にいてチヤホヤされてきた人なんで、まあ、仕方ねえかなっていう感じではあります」
と語ると、続けて
「(本人は)なんで、こんなに騒ぎ広がっちゃんだろう、ぐらいに思っちゃってるんではないでしょうか」
と、独自の分析をした。
「そのうえで堀江氏は、『SMAP×SMAP』の放送作家であった鈴木おさむ氏が、SMAPについて書いた著書『もう明日が待っている』を取り上げ、そのなかで描かれている“仲間思いのいい人”という中居正広像も紹介しました。
中居さんの独特な文章についていえば、堀江氏の指摘したとおり、芸能界という環境で育ったために、いわゆる企業が発表するような紋切り型の文章にならなかった、という側面はあるでしょう。一方、中居さんは1月9日に発表した文章で『示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました』と訴え、むしろ世間から反感を買ったという経緯があります。つまり、たて続けに公表した文章が批判されているわけですが、その背景には“マネジメント不足”という点があげられます。
中居さんは『のんびりなかい』という個人事務所に所属しており、本人が決めた内容に反対したり、文章を複数でチェックしたりするようなシステムが整っていなかった可能性があります。もっと別の対応を取っていれば、中居さんの今後も変わっていたかもしれない、という意見は根強く聞かれます」(芸能ジャーナリスト)
そもそも“トラブル”さえ起こさなければよかったわけだが……。