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中居正広「引退」で“後輩”ファンから集まる悲しみと感謝の声…旧ジャニ時代に“グループ内格差”埋めた仕掛け人

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記事投稿日:2025.01.24 18:48 最終更新日:2025.01.24 18:48
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
中居正広「引退」で“後輩”ファンから集まる悲しみと感謝の声…旧ジャニ時代に“グループ内格差”埋めた仕掛け人

芸能界からの引退を発表した中居正広

 

 1月23日、タレントの中居正広が自身の公式サイトを更新。芸能界引退を発表した。

 

「2024年12月、中居さんは女性とのトラブルが報じられ、日々、その影響が広がりを見せていました。出演していたテレビとラジオのレギュラー番組はすべて終了、降板に。トラブル発覚からわずか1カ月足らずという短い間に、メディアの表舞台から姿を消したのです。引退という選択は、彼なりのケジメなのでしょう」(芸能プロ関係者)

 

 

 突然の引退発表に、世間は騒然となった。なかでも、ひときわ悲しみを覚えたのが、旧ジャニーズ事務所時代の“後輩グループ”のファンだった。

 

 実際にXでは、中居の引退に対して、《ありがたい存在だったよ....》《本当にいい改革だったなあ》《感謝してる》と、感謝の気持ちがつづられていたが、その多くが「Kis-My-Ft2」と「timelesz(旧・SexyZone)」のファンなのだという。

 

「中居さんは、旧ジャニーズ事務所時代から、後輩たちへの面倒見のよさが、タレントたちのみならず、そのファンにも知られていました。切磋琢磨し、デビューを勝ち取るプロセスの苦労を知るからこそ、真正面から向き合ってきました。実際に、後輩グループたちの“改革”を中居さん自らおこなうこともあったのです」(前出・芸能プロ関係者)

 

 中居が仕掛け人として実力を発揮したのが、前出の2グループだった。

 

「Kis-My-Ft2は、2011年にデビューするも、玉森裕太さん、藤ヶ谷太輔さん、北山宏光さんが前列、千賀健永(けんと)さん、宮田俊哉さん、二階堂高嗣さん、横尾渉さんが後列に固定され、加えて、衣装が前列と後列で違うなど“グループ内格差”が生じていたのです。

 

 そのため、2013年に彼らの冠番組『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)に中居さんがゲスト出演した際『4人でさ、歌とかやればいいじゃん』、『その歌、俺が作ってあげる』と、後列の4人へ提案。実際に4人で結成された『舞祭組(ブサイク)』というグループが誕生し、CDデビューまで果たしたのです」(同前)

 

 このエピソードは、Kis-My-Ft2の歴史のなかで語り継がれており、メンバーたちも「中居さんがいなかったら…」と感謝することも多かった。

 

「同じくSexyZoneも、当時5人組でしたが、事務所の意向で、佐藤勝利さん、中島健人さん、菊池風磨さんの3人と、松島聡さん、マリウス葉さんの2人が別々で活動をせざるを得ない時期がありました。歌番組でも、別々の衣装を着てパフォーマンスすることも多かったんです。しかしそんな彼らを見て、中居さんは『5人でやらせてよ』と上層部に直談判。その後、5人での活動再開がかなったといいます」(同前)

 

 ひとりひとりが輝けるようにという後輩への思いは、彼なりの気遣いだったのだろう。

 

「紆余曲折あるグループでの活動のなか、手を差し伸べてくれた中居さんには、タレント本人も、それを見るファンも救われたでしょう。そんな優しさを持つ中居さんの電撃引退に、複雑な思いを感じているでしょうね」(同前)

 

 救われたグループのメンバーたちはいま、何を思うのだろうか。

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