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中居正広「引退」でSMAP再結成は潰えたのかーーヒロミ、島田紳助の事例に見る“10年後の希望”
2024年末、女性との性的トラブルが報じられた中居正広が1月23日、自身のファンクラブ「のんびりなかい」で引退を表明した。
「中居さんはテレビ・ラジオ7本のレギュラー番組を持つタレントとして活躍していました。当初、1月9日に発表した謝罪文では《示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》と、芸能活動を再開すると発言していましたが、そのことに批判が集中しました。
さらに、トラブルの発端となった幹部社員の関与が疑われているフジテレビは、スポンサーが次々と撤退するなど、“タレントの不祥事”だけでは済まないほどの社会問題にまで発展しています。中居さんとしては、これ以上、続けられる道がなかったのは間違いありません」(芸能記者)
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突然の引退宣言にさまざまな声があがる一方で、Xでは、中居がかつて所属していたSMAPの再結成について、言及する声が相次いだ。
《SMAPの再結成が事実上消滅した事が辛い》
《なんかの奇跡がおきてSMAP再結成しないかなってずっと思ってた民としては悲しさもあるけど、なんでそんなことやったんだよっていう呆れとか怒りもある》
《SMAPは解散ライブできちんとお別れさせてもらえなかった。だから私は心が宙ぶらりんのまま、数%でも可能性があるならと再結成を頭の片隅で願い続けてた。それが絶対に叶わないものになってしまった》
2016年、ファンに惜しまれながらも解散したSMAP。解散ライブが開かれることはなく、解散後、メンバーはそれぞれの道を歩むことになった。
「稲垣吾郎さんと草彅剛さん、香取慎吾さんは『新しい地図』としてジャニーズ事務所を離れ、中居さんも個人事務所『のんびりなかい』を設立し、独立しました。一方、木村拓哉さんはジャニーズ事務所に残り、ドラマや映画を主戦場に活躍しています。中居さんは香取さんと『まつもtoなかい』(フジテレビ系)で6年ぶりに共演するなど、徐々に“雪解け”の気配はありました。このまま時間がたてば、いつか再結成することもあるのではないかという期待が、ファンの間ではありました。
とくにその希望となっていたのが、リーダーでもあった中居さんのひとことです。2020年に独立会見を開いた際、SMAPの再結成について中居さんは『ゼロではないし、100%ない、とはいえない』と言及していたんです。
しかし、期待されていた中居さん本人が、まさかの芸能界引退となってしまいました」(前出・芸能記者)
これで、本当にSMAP再結成の可能性は絶たれただろうか。
「もちろん芸能界のことなので、本人の意思次第で“ゼロ”というわけではありません。ただ、相当な時間がかかるのは間違いないでしょう。たとえばヒロミさんは、2004年以降、テレビの表舞台から消え、実質的な“引退状態”となっていた時期がありました。そこから復帰したのは、ちょうど10年後でした。これは不祥事を原因とするものではありませんでしたが、10年の時間を経て“復活”するケースもあるということです。
また、反社会的勢力との交際が発覚し、2011年に芸能界を引退した島田紳助さんは、その9年後となる2020年にmisonoさんのYouTubeチャンネルの動画に登場しています。本人に強い復帰の意思がないので、目立った表舞台での活動はありませんが、メディア出演は果たしているというわけです。
中居さんも、復帰には10年程度の時間がかかるのではないでしょうか。そのときには62歳。さすがに“SMAP再結成”とはいかないでしょうが、レジェンドアイドルとして、メディアで何かを語るときが来るかもしれません」(芸能ジャーナリスト)
いずれにせよ、まだまだ時間がかかりそうだ。