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立川志らく、中居正広問題で指摘した「正義の暴走」の危険に集まる賛否
1月24日、落語家の立川志らくが、SNSアプリのスレッズを更新。前日の23日に芸能界引退を表明した、中居正広について投稿した。志らくは自身のXにも《スレッズに私の気持ちを書きました。今世間を騒がせている問題について。まさに正義の暴走です。》とポストし、同じ内容を貼りつけている。
中居は2024年12月、「NEWSポストセブン」と「文春オンライン」で、20代女性との間に深刻なトラブルが発生し、解決金を支払っていたと報じられた。それからおよそ1カ月で、“国民的アイドル”は、引き際を決断したのだった。
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志らくは「中居君の問題について」と題し、冒頭で《悪には罪悪感があるから止まるが正義にはそれがないから暴走する》とし、こう続けた。
《戦争がそう。昨今のマスコミの集中攻撃も同じ。斎藤知事の件があったばかりなのにメディアも世間は何も学ばない。中居君は仕事を失った。あきらかに被害者がいる。ならばもうこれで終わり。中居君を攻撃する事は被害者をクローズアップして苦しめるだけ。被害者がそれを望んでいるのか?望んでいないからこその示談だったのでは。それに中居君に何かあったらどうするつもりだ。あとはフジTVが関与していたかどうかこの業界の膿を出すのみ》
さらに、被害女性については、あくまで《被害者の関係者が怒る事案》だとして、詳細のわからない周囲があおり立てる風潮について苦言を呈した。
芸能記者が言う。
「文面からは、志らくさんの相当な怒りを感じます。中居さんに対しても、被害女性に対しても、もっと気遣いが必要だということだと思います」
この志らくの投稿には、X上では《志らく師匠のお考えに私も共感です》《人の人生を終わらせる正義ってなんなんでしょうね。》《良いことと思ってるから歯止めがきかないのですね。》など、賛同する声があがるなか、《視聴者は外野ではありません。内野です。》と、国民的な関心事であることを強調する意見も見られた。
1月20日放送の『news zero』(日本テレビ系)では、キャスターの藤井貴彦が、視聴者に「言葉で人は死にます」などと呼びかけた。ニュースを知る人たちにも、冷静な判断が求められている。