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「中居正広トラブル」の余波収まらぬフジテレビ、局員の不満爆発「父親から『大丈夫か?』電話が」「妻から『ローンどうするの?』と」
1月23日、中居正広が自身のファンクラブ「のんびりなかい」で、《私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします》と宣言。所属事務所も廃業することを発表した。
「2024年12月、中居さんは『NEWSポストセブン』と『週刊文春』で、相次いで女性トラブルを報じられました。当初は謝罪文などを発表し、芸能活動を続ける意向を示していたものの、女性トラブルに関連して、フジテレビ幹部社員の関与が浮上。大きな問題となり、出演していたテレビとラジオ番組はすべて終了・降板となりました」(芸能記者)
女性トラブルが報じられてから約1カ月で表舞台から消えた中居。一方、フジテレビは“火消し”に奔走している。
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「フジテレビは、1月17日に港浩一社長による記者会見を開催。しかし、放送記者クラブに加盟している媒体しか会見に参加できないといった閉鎖的なものであったことから、批判が集中しました。このような不誠実な対応が裏目に出たのか、スポンサーが100社以上撤退するといった危機的状況を招いています」(同前)
フジ社内では、上層部に対する不満が爆発しているという。現役フジ局員が言葉を震わせる。
「今回、報じられている幹部社員もそうですが、どの面下げて会社に居座るつもりでしょう。上層部としては『彼が開きなおって、いろいろしゃべられたら困る』という複雑な事情があるので、クビを切るわけにはいかないのでしょう。
まわりの同僚に目を向けると、怒りと不安、『しょうがないな』みたいなあきらめがまじってみえます。ある社員は『大丈夫か?』と、父親から連絡がきたとか。息子の会社がつぶれるかもしれないわけですからね。ほかにも、奥さんから『ボーナスもなかったら、ローンをどうするの?』と、問い詰められた社員もいるそうです。退職を検討している若手もいるらしく、事態はかなり深刻です」
今回のスポンサー撤退による被害額は500億円ともいわれているが、この影響は、現場スタッフにまで及んでいる。
「ある情報番組では、長年、特集を組んでいた大手レジャー企業から、コーナーの打ち切りを言い渡されたそうです。ほかにも、ドラマ班ではロケ地拒否をされたりと、かなり風当たりが強くなっています。少なくとも、いまの経営陣が一新されないと、状況が変わるのは難しいでしょう。4月の改編期間までになんとか決着をつけてほしいものです。フジテレビに関連する制作会社や放送作家、レギュラーを持っているタレントなど、フジとともに働いてきた人たちがいっぱいいるわけですから」(同前)
1月27日、再度、記者会見を開くと発表したフジテレビ。次こそ、真摯な態度での発表が期待される。