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明石家さんま、和田アキ子…芸能界の重鎮が語る「中居正広への惜別」が賛否
「えらいことになってしまいまして。中居は戦友やからね。SMAP解散から中居に会ってないんですよね」
1月25日、『ヤングタウン土曜日』(MBS)に出演した明石家さんまは、女性トラブルにより引退を表明した中居正広についてコメントした。
「さんまさんと中居さんは、『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)の『さんま・中居の今夜も眠れない』コーナーで2000年から2016年まで長らく共演していました。同じ元SMAPでは、木村拓哉さんと冠番組をやるなど親交が深く、中居さんと絡んでいる印象はあまりなかった。しかし、ラジオでこう語るあたり、さんまさんも、中居さんへの思いが募っていたのでしょう」
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今、大騒動真っ只中のフジテレビのバラエティで長年共演してきたふたり。さんまは、その関係性を“戦友”と表現した。
「仕方ないやろうけどな。戦友たちの……(島田)紳助もそうやけど松本(人志)もそうやな。お笑いという中の戦争で、切磋琢磨しながら生きてきて、引退となると仕事ももうできないし」
そして、中居の女性トラブルに関しては“知らない”と話したさんまは、最後に「戦友として引退するということで、お疲れ様でしたやな」と労いの言葉を送った。
中居の引退発表を受けて、赤裸々に胸中を吐露する芸能人は多い。
芸能界のご意見番・和田アキ子は、26日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で「どうしたんだろう?と思いつつも引退……っていうのは残念ですね。いろんな意味で」とし、「本当のこと言うとこれ、一切触れたくないんです」「芸能人同志ってちょっと言いづらい」などとコメントした。
俳優の要潤は、23日にXで《個人的に仕事よりプライベートのお付き合いが多かった。仕事の時よりプライベートの時の方がより人格者でスターとしての存在感は強かった。僕の目にはそう映っていました》と、同年齢のタレントを評した。
社会学者の古市憲寿は24日、Xに中居との写真を投稿。派手なケーキを前に頭を抱える古市らしき人物と、その手前で顔をほころばせた中居が写っていた。そして、《本当なら今頃は、「中居正広の土曜日な会」の収録のある時間でした。#土曜日な会 をつけて今までの感想を投稿してくれたら、たぶんスタッフも読むと思います》と綴り、写真については《昔、番組のみんなに誕生日のお祝いをしてもらった時》だと明かした。
次々と中居に関し発信をする仲間達。彼らのメッセージは共感を集める一方で、物議も醸しているようだ。
「その内容によっては『中居さんは引退しなくてよかったのに』と解釈されることもあります。一部では、『被害者への二次加害ではないか』とする声まで上がっています」(芸能記者)
いまや「触るな危険」状態の中居・フジテレビ問題。鎮火するのはいつのことになるのだろうか。