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『ちびまる子ちゃん』はスポンサーナシ、『サザエさん』は26年ぶりの一社提供…フジテレビ不信が看板アニメにも表出する異常事態に
1月26日18時から放送された、フジテレビの長寿人気アニメ『ちびまる子ちゃん』。その“異変”に注目が集まっている。
オープニングが終わり、提供スポンサーが読み上げられるタイミングで映ったのは、驚いているまる子の静止画。エンディングでは、悪夢にうなされるまる子の静止画が映し出され、CMはACだらけだったのだ。
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18時半からの『サザエさん』は、西松屋の一社提供という事態に。フジテレビからのスポンサー撤退の凄まじさに、Xでは視聴者から様々な声が上がった。
《誰かサザエさんとちびまる子ちゃんをフジから解放してあげてw長寿アニメを支えるだけの力がないフジには相応しく無い》
《今サザエさんとちびまる子ちゃんのスポンサーになれば逆にめちゃくちゃ広告効果あるのでは?》
「中居正広トラブル」に揺れるフジテレビ。17日に開かれた港浩一社長の会見の“不誠実ぶり”が、同社への疑惑を加速させ、CM撤退が相次いでいる。1月27日には、同社の“やり直し会見”が開かれたが……。
その会見の直前、長年にわたって当たり前のように放送されていた長寿アニメにもついに異変が露わになることとなった。これには、多くの人が敏感に反応していたようだ。
「『サザエさん』の一社提供は1998年以来ですから、実に26年ぶりですね。1969年から1998年までは東芝一社提供、1998年から2018年は東芝と他複数が提供、2018年以後は東芝以外の複数社の提供となっていました。
ともかく、ついにフジテレビの『看板アニメ』にまで波及してしまったことが、被害の甚大さを物語りました」(広告代理店関係者)
本日1月27日にエンドレス記者会見を予定しているフジテレビ。スポンサー離れを食い止め、日曜夕方にのんびりアニメを見られる日常を取り戻すことができるのか。今後の展開に注目が集まる。