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「フジは中居も守るべき」太田光 “被害者不在”の発言に共演者は唖然、局と芸能人の“かばい合い”に疑問符

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記事投稿日:2025.01.27 17:35 最終更新日:2025.01.27 17:37
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「フジは中居も守るべき」太田光 “被害者不在”の発言に共演者は唖然、局と芸能人の“かばい合い”に疑問符

中居正広

 

「彼を起用し続けたなら、今フジテレビは、中居も守るべきだと俺は思うんだよ」

 

 1月23日。女性トラブルによって芸能界引退を発表した中居正広へのフジテレビの対応について、1月26日『サンデージャポン』(TBS系)で、そう語ったのは、番組MCを務める爆笑問題太田光だ。

 

 

 太田は続けて、自身も中居と同じくらい長くテレビに携わってきたなかで、

 

「いくつか経験してるんだけども、こういう不祥事が起きたときにタレント切って、それで終わり。テレビ局ってのは、これTBSで言うのはなかなか言いにくいけども、うんと掌返しします。中居は少なくともフジテレビには責任がない、全部、自分の責任ですって言ったじゃないですか。彼は彼で、今フジテレビを守ろうとしているように僕には見えるのね」

 

 そう語ると、

 

「だとしたら、使い続けたフジテレビも、中居を守る責任があると思う」

 

 と、熱く持論を展開。これに共演者の1人、デーブ・スペクターは首をかしげるなど、共演者たちが静まり返る場面があった。

 

 問題把握以降も、フジが中居の番組出演を継続したことについて聞かれたカズレーザーは、

 

「僕は(テレビ局の)掌返しはあるものだと思って、この世界に入ってきてるので、守られる側じゃないと思うし、我々みたいなもんは、いつか仕事なくなるし」

 

 と発言。

 

「逆に、実力がしっかり認められたら、こうやって守ってもらえるんだってのも、納得だなと思いますね。嫌な実力社会なんだと僕は思います」

 

 とコメントした。このカズレーザーの発言を聞いたデーブ・スペクターは、

 

「守るも何もなくて、事案を把握した時点で、モラル的に使い続けるべきではないって誰もが普通思うんですよ。報道が正しければ」

 

 と反論。太田は「その事案がなんなのかが我々、わかんないからね」と被せ気味に返すのがやっとだった。

 

 番組放送終了後、太田の発言に対して理解を示す声もあがったが、一方で、被害女性の立場はまるで無視したかのような太田の一方的な発言に、X上では、

 

《被害者もマトモに守れないのに、加害者を守る?加害者って責任を取るものでしょうね。守られるべきなのは被害者です》

 

《今フジが中居さん守ったら完全に終わりですよね それに当時守るとしたら隠蔽って事ですし このような思考の人が情報番組の司会ってやばすぎます》

 

 など、太田に対する批判的な声が多くあがった。

 

「太田さんは、この騒動を中居さんひとりに責任を取らせる形で収束させていいのか、ということが言いたいのでしょう。中居さんのトラブルを把握した後も起用し続けたのであれば、フジテレビは“一蓮托生”であるべきだということです。中居さんが責任を取って終わりというだけでは済まない、という観点には多くの視聴者も納得できるでしょう。

 

 ただ、この議論の中には中居さんとトラブルがあったという被害女性の存在が考慮されていません。まるで根拠の無い批判に対し、芸能人とテレビ局がいかにお互いをかばい合うか、という議論をしているかのようです。そういった点が、批判を受けているのでしょう。

 

 太田さんは、テレビ局に起用される芸能人という立場で率直な思いを話しているようですが、納得できる視聴者は多くないようです」(芸能ジャーナリスト)

 

 フジテレビは、1月27日、嘉納修治会長と港浩一社長が辞任を発表したが、信頼回復への道のりは遠そうだ。

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