エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

【中居正広トラブル】フジ会見欠席の日枝氏に集まる逆風で“悪質嫌がらせ”まで…求められる冷静な議論

エンタメ・アイドル
記事投稿日:2025.01.28 16:56 最終更新日:2025.01.28 16:56
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【中居正広トラブル】フジ会見欠席の日枝氏に集まる逆風で“悪質嫌がらせ”まで…求められる冷静な議論

フジテレビ社長を辞任した港浩一氏(写真・梅基展央)

 

 中居正広の女性トラブルに端を発する問題で、フジテレビが揺れている。1月27日に開かれた会見では、嘉納修治会長と港浩一社長が辞任を表明。会場に駆けつけた500人近い記者から質問が途絶えることなく、異例の10時間を超す会見となった。

 

「会見では主要株主のひとつ、阪急阪神東宝グループと縁のある遠藤龍之介副会長以外は、日枝氏を『日枝さん』と呼んでいました。社内の人間に敬語を使うのはおかしいですが、やはりそんな常識を忘れるくらい、恐れられているということです」

 

 とあきれた顔で語るのは、フジテレビの現役社員だ。40年以上にわたり役員をつとめ、フジテレビの“帝王”として君臨してきた日枝氏の“会見不在”については、厳しい質問が寄せられた。

 

 

「港社長と嘉納会長、遠藤副会長の3人は、日枝氏に『君らはこんなことに負けるのか』とハッパをかけられたと報じられています。しかし港社長らの意思は固く、日枝氏も最終的には社長の辞任やむなしに傾いたようです。遠藤副会長は、第三者委員会の調査結果の報告を待って辞任する予定です。

 

 日枝氏が港社長らの辞任に反対したのは、世論の圧力に押し負けて辞任すれば、自分に対する辞任圧力が強まると感じたからでしょう。港社長に代わる新社長の清水賢治氏は、アニメ番組の制作出身です。一連の過剰接待疑惑がもたれている港社長ら、バラエティ部門とは関係が薄く、この一点が日枝氏に好まれたことで、選ばれたようです」(フジテレビ関係者)

 

 だが、日枝氏への風当りは強まるばかりだ。ネット上ではある“いたずら”の対象にまでされている。

 

「Googleマップの機能で、日枝氏の自宅にピンが立つようになったんですよ。もちろん、個人宅にピンを立てる機能やサービスは、プライバシー保護の観点からもあり得ません。ピンは『日枝久上納スタジオ』という施設名になっています。もちろん、日枝氏は自宅で事業をしていません。つまりいたずら、嫌がらせだと思われます」

 

 現在は削除済みだが、あまりにも悪質な嫌がらせだ。ITジャーナリストの井上トシユキ氏が解説する。

 

「Googleマップでは、第三者による店舗の位置情報登録などが可能なんです。店舗であれば営業時間、休業日などの情報をつけ足すことも可能です。登録だけなら店舗の所有者、責任者、関係者である必要はなくて、アカウントがあれば誰でも可能です。ただ、事業所である必要はあるので、それらしい名前にしたんだと思います。典型的な嫌がらせですね。Google側も対策を進めていますが、やはり追いついていない状況です。著名人や企業が炎上するたびに、こうした事象が発生しています」

 

 一連の騒動をめぐっては、あくまでも冷静な議論が必要だと語るのは芸能ジャーナリストだ。

 

「当初、『週刊文春』は、トラブルの起きた宴席をセッティングしたのは、フジの幹部だと報じていました。ところが、27日の会見後に記事を“訂正”。少なくとも、トラブルが起きた当日の会食は、中居さんと被害女性のみで開かれたもので、幹部はかかわっていないということでした。もちろん、トラブルを起こした中居さんを起用し続けたことの是非は問われるでしょうし、被害女性の訴えにどこまで適切に対処できたのか、第三者委員会による検証が待たれます。細かな事実がわかるまでは、あくまで冷静な議論が必要でしょう」

 

 結論が出るのはいつになるのか。

続きを見る
12

今、あなたにおすすめの記事

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る