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生島ヒロシ ハラスメントによる活動自粛で広がる意外な“安堵”リスナーも嘆いた“ラジオの私物化”
1月27日、アナウンサーの生島ヒロシが、レギュラーを務める平日朝のワイド・ラジオ番組『生島ヒロシのおはよう定食』と『生島ヒロシのおはよう一直線』(ともにTBSラジオ)を降板し、無期限の活動自粛を発表した。
降板理由について、TBSは「人権方針に背く重大なコンプライアンス違反があったと確認したため」と説明。生島本人も所属事務所を通じて、「友人から送られてきた不適切な写真をラジオスタッフに送ってしまい、女性スタッフから大変不愉快とのご指摘を受けました」と、ハラスメントへの認識が欠如していたことを謝罪している。
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「生島さんがパーソナリティーを務めていた2番組は、1998年から放送されています。『生島ヒロシのおはよう定食』は、2月3日で放送7000回を迎える予定でしたが、その前の降板となってしまいました。今後、この2番組は、タイトルから生島さんの名前を外して継続します」(芸能記者)
『生島ヒロシのおはよう定食』と『生島ヒロシのおはよう一直線』合わせて、毎朝1時間半の生放送をおこなっていた生島。長らく、朝のTBSラジオを盛り上げてきた彼の降板によって、現場は混乱に見舞われたことだろう。
ただ、こんな“意見”も聞こえてきている。芸能プロ関係者はこう話す。
「ラジオスタッフのなかには、ホッとする人もいたようです。生島さんは昔から、生放送が終わってもなかなか局から帰らないことで有名でした。顔見知りのスタッフを見つけて話し込んだり、同じTBSラジオの放送に飛び入り出演していましたからね。
特にタレントの小島慶子さんの『小島慶子 キラ☆キラ』(2012年に終了)と、フリーアナウンサーの赤江珠緒さんの『たまむすび』(2023年3月に終了)などへの“乱入”が多かった印象です。ただ、彼の出演で番組の進行が乱れることもあったんですよ」(芸能プロ関係者)
生島は2025年で75歳を迎え、多くの情報番組やラジオ番組で司会を務めてきた。そんな大御所タレントの突然の参戦は、関係者にとって悩みの種でもあったようだ。
「生島さんが突然来ても、出演者やスタッフは断わりにくかったようで、気を使っていました。小島さんも、赤江さんも、生島さんが来た際、笑顔で対応していましたが、大先輩相手に緊張してしまうこともあったと思われます。生島さんも悪気があってのことではないでしょうが、TBSラジオを“私物化”するような振る舞いに困惑するスタッフもいたようです」(前出・芸能プロ関係者)
生島のそういった振る舞いについて、リスナーも嘆いていたようだ。
今回の降板発表を受けて、Xでは《生島ヒロシってたまむすびやってた時にちょいちょい番組入って来てうざかったなー》《番組に乱入してくると、すっごく損した気分だった》《生島ヒロシが乱入して若手パーソナリティーが接待してる場面ばかりで、あれを求めているリスナーってどのくらいいるのかと不思議だった》といった声が聞かれている。
生島がもう一度、朝のラジオでリスナーを笑顔にさせる日は来るかーー。