Koki, 「大胆シーン映画」で共演する本木雅弘は父・キムタクの憧れ…海外進出作で見えた“家族ぐるみの仲”という「共通点」

 

　1月24日、モデルで女優のKoki,が出演する映画『TOUCH/タッチ』が公開された。同作は、初期の認知症であることが判明したアイスランド人の主人公が、50年前に異国の地で愛した人が突然消えた「謎」を解き明かしていく物語。

 

　ロンドンと日本を旅しながら、大切な人を探す壮大な“ラブストーリー”だという。

 

「アイスランド人作家のオラフ・オラフソン氏のベストセラー小説が原作で、2024年5月にアイスランド、7月に米国で公開されました。日本からは、本木雅弘さん、中村雅俊さん、そして、Koki,さんらが出演。Koki,さんは主人公が1969年のロンドンで出会う主人公の最愛の女性役、本木さんは彼女の父親役を演じました」（芸能記者）

 

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　言わずと知られた木村拓哉と工藤静香の次女の“海外進出作”となる今作。晴れて日本でも公開されるが、今作はKoki,の演技に注目が集まっている。

 

「予告編には、恋人役の男性とのキスシーンやベッドシーンなど、大胆な場面もありました。Koki,さんの映画出演は、2022年の主演映画『牛首村』に続いて2作め。今作では、英語のセリフもあり、女優として着実にステップアップしています」（前出・芸能記者）

 

　25日には、公開記念舞台挨拶がおこなわれ、中村、本木、Koki,が登壇した。共演者の本木は、Koki,について「ロンドンで急に本読み（脚本の読み合わせ）があって、Koki,さんはセリフを完璧に暗記していました。パパ譲りなんだね」と、絶賛していた。

 

　今回、Koki,と初共演となる本木だが、どうやら“キムタクのお墨付き”のようだ。

 

「1980年代に『シブがき隊』として活躍した本木さんですが、旧ジャニーズ事務所を退所後は俳優として活躍しています。2016年まで、SMAPとして活動した木村さんにとって、本木さんは先輩にあたります。

 

　2人が一緒に仕事をする機会は少なかったですが、木村さんは昔から、俳優として本木さんを尊敬していました。今回、娘のKoki,さんの共演相手としては、申し分ないことでしょう」（テレビ局関係者）

 

　くしくも、作中では木村に代わり、“父親”役を演じた本木。じつは、木村と本木は、プライベートでも親交が深いという。

 

「本木さんは1995年に内田也哉子さんと結婚し、3人のお子さんがいます。長男のUTAさんはモデル、長女の内田伽羅（きゃら）さんは女優として活躍し、次男の玄兎（げんと）さんも2021年の『女性自身』で作曲家としてデビューしたと報じられており“芸能一家”です。

 

　一方、木村さんも、長女のCocomiさんはフルート奏者として活躍し、家族全員、芸能活動をしています。また、本木さんも、木村さんも、お子さんをインターナショナルスクールに通わせていました。教育面でも話が合うのか、静香さんも含めて家族ぐるみで付き合いがあり、共通の知り合いも多いそうですよ」（前出・テレビ局関係者）

 

　2018年にKoki,が芸能界デビューして7年が経つ。映画『牛首村』では映画初出演にして初主演を務め、2023年にブルーリボン賞を受賞した。女優としても頭角を現すが、今作は新たな挑戦となった。

 

「『TOUCH』はアイスランドやロンドン、広島などで撮影がおこなわれました。異国の地を回り、Koki,さんとしても緊張する場面もあったと思われます。そんな時、家族ぐるみで付き合いのある本木さんがいたことで、リラックスできたことでしょう。“身内”のような存在の本木さんのサポートもあり、自信を持って演技ができたのかもしれませんね」（前出・芸能記者）

 

　今作で、大物俳優に“触れた”Koki,の今後の活躍はいかに――。