エンタメ・アイドル
「降りろ、この野郎」パワハラ・セクハラで降板の生島ヒロシ、過去に語った“武闘派”の素顔…時代錯誤の“いきすぎた”正義感とは
1月27日、フリーアナウンサーの生島ヒロシが、TBSラジオで26年以上続く自身の冠番組2本から突如降板し、芸能活動の無期限の活動休止を発表した。
「生島さんの降板について、TBSラジオは『人権方針に背く重大なコンプライアンス違反があったと確認したため番組出演の継続が不可能と判断した』と説明しました。一方、本人は所属事務所を通じて『友人から送られてきた不適切な写真をラジオスタッフに送ってしまい、女性スタッフから大変不愉快とのご指摘を受けました』などと語りました。さらに1月28日の『サンケイスポーツ』は、『スタッフに対する厳しい発言や、女性の裸が掲載された雑誌をスタジオで広げるなどのハラスメントがあったとして、放送終了後に同局が生島氏に確認し、認めたため降板を通達した』という関係者の証言を報じました。
【関連記事:生島ヒロシ ハラスメントによる活動自粛で広がる意外な“安堵”リスナーも嘆いた“ラジオの私物化”】
生島さんも『セクハラやパワハラに対する私の認識不足と不徳のいたすところ』などと謝罪していますから、今の時代では許されない類のセクハラ、パワハラ行為があったのは事実なのでしょう。長年、TBSラジオの『朝の顔』をつとめてきた名物アナウンサーとしては、あまりにもあっけない幕引きでした」(芸能記者)
そんな生島は、“芸能界ケンカ最強”との噂もあったほど「武闘派」の一面も持っているとされている。2017年9月には、プロレスや格闘技を中心とした書籍『KAMINOGE』Vol.70のインタビューに登場し、自身の過去のエピソードをノリノリで語っているが、その内容は、いつ問題を起こしてもおかしくないような“危うい”ものだった。
「高校時代からケンカで鳴らし、大学時代は空手にのめりこんでいたという生島さんは、腕っぷしと気合には自信を持っていたようで、理不尽なことが許せない性格なのだとか。たとえば、アナウンスの仕事に行く途中の電車内で、足を伸ばされて引っかかった男に逆に絡まれた話では、執拗に突っかかってくる相手の持っていた傘を奪い取ってへし折り、傘をぐるぐる回しながら『黙って聞いてりゃいい気になりやがって、かかってこいや!』と一喝。傘を放り投げた挙句、『降りろ、この野郎!』と言って、相手が降りた瞬間に回し蹴りをくらわしたそうです。
また、新幹線でマネージャーと移動していた際には、チンピラ風の男からマネージャーが理不尽に絡まれたことに激怒。生島さんは『この野郎! 来い!』と言って、トイレがあるデッキのところに男を呼びつけると、『この野郎! 調子に乗りやがって!』と、新幹線の壁をバカーンバカーンと殴りながら、男を注意したといいます。男は顔面蒼白になって、その後、席からいなくなったそうです。
前者のエピソードにいたっては、自ら週刊誌に売り込みまくり、週刊誌に『生島ヒロシ、傘を振り回して大暴れ!』と書かれたことを笑って話していましたが、まぎれもない暴力行為です。生島さんはどちらも正義感から行動したと主張していますが、アナウンサーらしからぬ危うい素顔です」(同前)
同インタビューではさらに、お互いが思いやりを持って過ごすことの大切さを説きつつ、「『リスク管理はちゃんとしようね』ってことを僕はよく言ってるんですよ」と語った生島氏。自分の“リスク”には無頓着だったようで……。