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山里亮太「フジテレビは関与していなかった」発言に集まる違和感…トラブル把握後も中居正広起用し続けた“人権軽視”体制への批判はどこへ
中居正広の「女性トラブル」報道をめぐり、「週刊文春」は1月28日、報道内容の一部訂正を発表した。この動きをうけ、新たに波紋が広がっている。
「2024年12月末、同誌は、中居正広さんと女性(記事内では『X子さん』と表記)が、会食のなかでトラブルになったと報じました。この時点では、女性はフジテレビ社員のA氏に会食に誘われたと伝えていましたが、1月28日に発表した文書で《その後の取材により「X子さんは中居に誘われた」、「A氏がセッティングしている会の“延長“と認識していた」ということがわかりました。》と、訂正を発表しました。
つまり、トラブルが起きた会食にX子さんを誘ったのは、中居さんだったということになります。中居さんと女性のトラブルをめぐっては、フジテレビ社員の関与の度合いが重要な話になってくるため、今回の訂正には大きな関心が集まっています」(芸能記者)
記事の訂正をめぐり、フジテレビの清水賢治社長は「なぜ(訂正が)昨日だったのか」と、苦言めいたコメントを発表。元参院議員の音喜多駿氏も、Xで《話の前提が大幅に覆りかねない訂正。これは世紀の大誤報になるのでは》と発信している。
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そんななか、1月29日の『DayDay.』(日本テレビ系)に出演したMCの山里亮太は、「結局、フジテレビは関与してなかったってことになるわけでしょ。そうなると、もう騒動の根本が違うわけで。間違っていたと言ったからって、派生したことはもう、取り返しがつかない。ことの発端が誤報でしたって、ものすごい怖いこと」と
語った。
だが、山里が「フジテレビは関与していなかった」と断言したことには、Xで違和感を覚える人が続出している。
《報告があったのにろくな調査もしないで加害者を使い続けてるんだからいいわけないだろ》
《何でそうなるの?上司に相談して、人権侵害と認識され社長まで情報上がってる時点で、無関係ではないだろ…》
《本当に短絡的なコメントでガッカリした。もっと全体を見て問題の本質について考えていればこのようなコメントは出来ないはず》
実際、フジテレビは、最初の報道から社員の関与は否定しているものの、トラブルをめぐる一連の対応に関しては「人権への認識が不足していた」と、不十分だったことを認めている。
「一連の報道では、被害女性は中居さんとのトラブル後、上司に報告・相談しており、2023年6月には港浩一社長にも共有されていたといいます。しかし、社としては中居さん本人への聞き取り調査はおこなわず、結果的に番組への起用を継続してきました。『だれかtoなかい』だけでなく、スポーツ系の特番にも積極的に出演させ、蜜月ともとれる関係を続けてきたのです。もちろん、同局の関与の度合いについては、第三者委員会の調査を待つべきでしょうが、現段階で『関与していない』とまで言い切る山里さんの姿勢には、異論も出てきているようです」(前出・芸能記者)
被害女性のプライバシーに配慮しつつも、第三者委員会の調査結果が待たれる。