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中条きよし&なべおさみ2人同時にハイジャックにあっていた

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.27 06:00 最終更新日:2021.04.13 07:24

中条きよし&なべおさみ2人同時にハイジャックにあっていた

 

 歌手の中条きよしが、1月25日放送の『バイキング』(フジテレビ系)に出演し、自身が遭遇したハイジャック事件について語っていた。

 

 番組では、1月23日に発生した草津白根山噴火を特集。偶然居合わせたTVクルーが撮影した、噴火の映像が紹介されていた。こうした現場の極限状態を解説するため、中条がハイジャック体験を明かす。

 

「(噴煙で)真っ暗な中で音がしてたら怖いですよね。はっきりしてないでしょ、『どうなるか』って。僕らハイジャックにあったとき、(犯人が)何を持っているかわからない状態でね、殺されると思ってましたから」

 

 この発言に、司会の坂上忍も「ハイジャックってあのハイジャックですか?」と突然の告白についていけない様子。他の出演者も、中条の話に驚愕していた。

 

「犯人がいて、顔は見てないけど。操縦席に入っちゃって。(席は)一番前のほう。なべおさみちゃんも一緒だったの。怖さって半端じゃないんだけど、諦めがつくじゃん、『しょうがねえや』って」

 

 ちなみに中条が乗っていたのは、1974年7月15日に発生した「日本航空124便」。伊丹発、羽田行きの飛行機を刃物を持った男1人が乗っ取り、羽田空港と名古屋空港で合計8時間籠城した事件だ。

 

 芸人のなべおさみも、このハイジャック事件について、2016年2月19日放送の『ダウンタウンなう』にて語っている。

 

「じつは裏があって、『中に犯人がいるって』機内放送しちゃう機長だったんですよ」

 

 コックピットにいる犯人以外にも、仲間がいるような放送を機長がしてしまったというのだ。

 

「機内放送で、『犯人の皆様にお願い申し上げます。私たちはあなたの要求に従っています。どうか機内で爆弾だけは使用しないで下さい』って。こんだけお客がいれば、誰もが仲間がいるって思っちゃう」

 

 1970年代には赤軍派の「よど号ハイジャック事件」など、過激派グループによるテロが頻発。機内放送はこのためだったと思われる。

 

 芸人として名前が売れていたなべ。「『俺は犯人じゃない』ってなったら、やらざるをえないじゃない」と、機内を取り仕切ることにしたという。

 

「赤ん坊抱いてる『寒くってしょうがない』って人に、カーテンぶち破って『これかけろ』とかね。『水を配れ』とか仕切った。だって、8時間閉じ込められてましたから。僕も、『空中で爆発して飛散して、でも俺はイスにしがみついて海の上で助かった』とか、そんなことばっかり考えてました。本当の恐怖ってそんなもんですよ」

 

『ダウンタウンなう』では「ハイジャックに合うのは600万回に1回って言われてるんです」と語っていたなべ。同じ飛行機に、芸能人が2人も乗り合わせていたとは、さらにすごい確率だ。

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