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TKO木下隆行“性的被害”告発騒動…“出直しライブ”で再起目指す「不祥事連発コンビ」に立ち込める暗雲
お笑いコンビ「TKO」の木下隆行に“女性トラブル”が取りざたされ、波紋を呼んでいる。
発端となったのは、元アナウンサーで現在はYouTuberとして活動する青木歌音が、1月25日にXで投稿した”被害告発”だ。
《西日本のご当地ゆるキャラに似た芸人さんと食事後、断ったのに腕を掴まれホテルに強制連行。最後の手前で本気で抵抗したら不機嫌になり「帰るわ」って言われ解放された》と、あるお笑い芸人から意に沿わない形で迫られたことを明かしたのだ。
「芸人の名前は出ていなかったものの、“西日本のご当地ゆるキャラに似た芸人”という点から、SNSで、奈良県のマスコットキャラクター『せんとくん』とそっくりな、木下さんではないかと疑う声があがったのです。
こうした反応を受けてか、木下さんは1月30日に自身のYouTubeで、2015年に青木さんと番組で知り合い、食事やホテルに誘ったことを認めました。ただ、強制的なものではなかったと主張しています」(スポーツ紙記者)
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木下の反論に対して、青木は31日のXで《着ていた服を脱がして来たので抵抗しました。私も抵抗していたので双方で服を引っ張ったせいで首元のセーターが破けました》と、あらためて、意に沿わないものだったことを説明。両者の言い分は食い違うものになっている。
降ってわいた木下の“疑惑”が波紋を呼ぶなか、Xでは《TKOはつくづくお騒がせなコンビだね》《コンビ揃って色々問題起こすね》《ペットボトル、投資詐欺、これ。コンビ合算でTKO負け》など、相方の木本武宏とともに、以前から不祥事の多さにあきれる声が聞こえている。
1990年に活動を始めたTKOは、松竹芸能所属の人気コンビとして、大阪では一定の地位を確立。2008年に『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』『キングオブコント』(ともにTBS系)などで活躍を見せると、東京でもその名が広く知れわたるようになった。
ただ、近年はスキャンダルで名前の出ることが多かった。
「木下さんは2019年、『女性自身』で後輩にペットボトルを投げつけるなどのパワハラ疑惑を報じられ、2020年に所属事務所を退社しました。2022年には相方の木本さんに、FX(外国為替証拠金取引)や不動産取引などによる約7億円の投資トラブルが発覚し、彼も事務所を辞めることになったのです。
2023年1月、木本さんの投資トラブルの件で、木下さんも参加してコンビで謝罪会見をおこない、長らく休止状態だったTKOの活動再開を発表しました。謝罪会見から2年で、またしても木下さんのトラブルが話題になったので、コンビの不祥事の多さに注目が集まってしまいました」(芸能記者)
コンビで活動再開を表明後、2人は“出直し”に意欲を燃やしていた。
「2023年8月から2024年8月まで、1年かけて全国47都道府県を回るライブツアーを開催したのです。2人でネタ作りをして臨んだツアーは好評で、2024年8月の、東京での千秋楽は満席になりました。
このライブ以降、テレビ出演も増え、木下さんは2024年のドラマ『デスゲームで待ってる』(関西テレビ)で“パワハラ芸人”役を演じ、かつての騒動もネタにするようになりました」(同前)
今回、新たに浮上した疑惑は、すでにTKOの仕事に影響を与えている。2月1日の『スポーツニッポン』では、木下がバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系、以下『ガキ使』)の出演シーンがカットされたと報じられた。
「記事によれば、木下さんは1月中旬に『ガキ使』のロケに参加し、2月2日に放送される予定だったものの、出演部分がカットされることになったそうです。近年、どのテレビ局もコンプライアンスを重視していますが、2024年12月以降、中居正広さんの性的トラブルが世間を騒がせたこともあり、とくにタレントの不祥事に敏感になっています。今後、テレビ局側が木下さんへのオファーに慎重になることも十分、考えられます」(同前)
スキャンダルを受けても、何度も立ち上がってきたTKO。次のラウンドはいかに。