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中居正広「ニュースを扱わないで」関係者が明かすトラブル発生直後の“異様な懇願”、テレビ朝日は否定
日本中を騒がせている中居正広の起こした女性トラブル。1月23日に中居がファンクラブサイトで、芸能界引退を発表したこともあり、焦点はフジテレビの対応に移りつつある。
「『週刊文春』は当初、中居さんと被害女性の間でトラブルが起きた日の会食は、フジテレビ幹部のA氏がセッティングしたものだと報じていましたが、その後に訂正を加えました。実際には2人が知り合うきっかけを作ったのがA氏で、当日に誘ったのは中居さん本人だったそうです。
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また、27日には『スポニチ』によって別の“上納疑惑”が報じられました。A氏が2023年5月、同局の編成幹部が他局の女性アナウンサーを誘って、中居さんとの会食を催したそうです。会食には中居さんのほか、民放キー局の若手女性アナやフリーの若手女性アナ、男性タレントが招集されたとのことです。
芸能界引退を選んだ中居さんに対し、その直後は同情する向きもありましたが、こうした報道が重なったことで今では擁護論も霧散してしまいました。本人もその気はないでしょうが、どんな形であれ復帰は難しそうですね。中居さんがトラブルを起こした2023年6月には事態を把握していたにもかかわらず、1年半にわたり、起用し続けていたフジテレビに厳しい目が注がれています」(芸能記者)
フジテレビが問題を“放置”したことで、中居は水面下で着々と“火消し”をおこなっていたようだ。「やっと合点がいきました」と語るのは番組関係者だ。
「『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日系)をめぐり、中居さんから“異様な懇願”があったんですよ。そもそもこの番組は『中居正広のニュースな会』として、2019年に放送がスタートしました。初回放送では天皇の生前退位について扱うなど、1週間の話題の出来事をランキング形式で伝えていく内容で、視聴者が気になるニュースを解説することをコンセプトにしていたんです。2022年4月には『中居正広のキャスターな会』とタイトルを変更したものの、コンセプトは変わっていません」(番組関係者)
ところが、ある時期を境に番組は“変質”した。
「中居さんから『ニュースを扱わないでほしい』という申し出があったそうなんですよ。中居さんがテレビ朝日のニュース番組を担当するのは『サンデージャングル』以来、19年ぶり。今までのコンセプトで十分おもしろかったはずですが、人気者の中居さんの冠番組を継続させたかった局としては、面倒なことだと思いながらも、承認したそうです。少なくとも、2023年の秋までに“異様な懇願”がありました。
それ以来、中居さんは、ニュース番組をイメージさせないよう、セットの色味にまで意見を言うようになりました。仕方なく中居さんの意見を受け入れながら、番組関係者が番組のリニューアルに向けて、作業にあけくれ、2024年1月には番組タイトルまで『中居正広の土曜日な会』に変更しました」(同前)
まさに、女性とトラブルを起こして以来、中居は“ニュース”から目を逸らそうと躍起になっていたというわけだ。
「2023年の夏から秋にかけてはジャニー喜多川氏の性加害問題が盛り上がっていた時期です。中居さんがこの問題をまったく扱わなかったため、当時視聴者からは『キャスター失格』などの声があがっていました。ただ、中居さんとして自身が“トラブル”を抱えながら、ましてや古巣の“性加害”についてコメントをするなど出来ないと考えていたのでしょう。
さらに穿った想像をすれば、女性とのトラブルがスキャンダルとしてどこからか漏れることを想定して、炎上を少しでも避けるためにニュースから距離を取ろうとしたのかもしれませんね。やっと謎が解けました」(同前)
中居の“懇願”についてテレビ朝日に確認したところ
「そのような事実はありません」
と否定したが……。
「中居さんはトラブルが報じられた当初、『今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました』とコメントを発表していました。少なくとも、中居さん本人はこれほど問題が大きくなるなど微塵も思っていなかったのでしょう。2024年1月のリニューアルも、今後も番組を続けていくためにおこなったものですからね」(芸能記者)
そのトラブルは、引退まで自身を追い込むものだった。
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