2月1日に公開された、実業家・ホリエモンこと堀江貴文氏と元フジテレビアナウンサー・長谷川豊氏の対談動画。長谷川氏は、元先輩アナである笠井信輔アナらの名前を出し、大物タレントに “上納された” と語っており、波紋が広がっている。
「長谷川氏は、『フジの女子アナはキャバ嬢。接待要員として囲っている』などと企業風土を明かしながら、動画内で自身も “上納” された経験があると発言。
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『情報プレゼンターとくダネ!』時代、笠井アナや佐々木恭子アナ、タレントのおすぎさんと会食に行き、帰りぎわに先輩アナたちに置いていかれ、おすぎさんと2人で乗り込んだエレベーターで濃厚なキスを受けたと語りました。
笠井アナからは『ハセ、そういうもんだから』、佐々木アナからは『お夕食代だね』と声をかけられたそうです」(芸能記者)
事実であれば、先輩アナたちの言動は手慣れた様子にも捉えられるが、笠井アナは真っ向反論に乗り出した。自身のブログやInstagramを更新し、《ここで私は、今回取り上げられたようなことはなかったとはっきり表明させて頂きます》《「上納」は完全否定できます》とつづった。
笠井アナは続けて《ただし、私は「元後輩アナウンサーは、嘘をついている」と、主張しているわけではありません 15年以上前のことです 彼は被害者として話をしております 被害者の方の経験を、第三者が全否定はできません》とも注意書きしており、食事会のメンバーが違うのではないか、と長谷川氏の「記憶違い」を推察していた。
長谷川氏は、笠井アナの猛反論をうけ、《イヤイヤイヤ(笑) まぁでもこれが今回の本質のような気もします。(中略)要は「やった方ってこんなに忘れてる」ってことなんだと思うんですね。》とXを更新。当日のことは、当時からつけている日記にも残してあると明かしている。
両者の証言が食い違うなか、笠井アナのInstagramのコメント欄には、500件以上のコメントが殺到。笠井アナを批判するかのようなコメントも多く、大荒れ状態となりつつある。
《真実はわかりませんが、いじめの構図だといじめた側はすぐに自分のしたことを忘れ、受けた側は一生覚えているものだと思います。今回の件もこれと似ているような気がします。》
《長谷川さんのファンではないのですが、今回はなんとなくですが、長谷川さんのおっしゃることの方がしっくりきます。加害者には意識はなく、被害者だけが苦しむケースな気がします。》
さらに、笠井アナのフジテレビ問題にまつわる過去発言に、疑問を呈する声も出てきている。
「笠井アナは、一連のフジテレビの報道に胸を痛めているようで、“古巣” を気遣うような発信を多くおこなってきました。
1月16日に出演したラジオ番組『ラジオのタマカワ』(TOKYO FM)では、中居正広さんの女性トラブルへの社員関与を否定したフジテレビについて、『本当だろうなと思いました』『うち(フジテレビ)のコンプライアンスって甘くない。ほかの局より厳しい』と発言。
ただ、27日の会見では、トラブルの話は同社のコンプライアンス推進室には共有されていなかったと判明しており、同社のコンプラがどこまで機能していたのかについて疑問が残るところです。
また、2月1日のブログでは、《多くの社員は全く悪くないのに経営者の対応ミスによって、この状況が引き起こされ、夏のボーナスは出るのだろうかと言う大変悲惨な状況にあります。本当に多くの社員の皆さんには同情してしまいます》とつづっています。
この状況でボーナスの心配をすることに、X上で『感覚がズレてる』とのツッコミが続出。一連の発言で、古巣を擁護している、と捉える人も少なくないようです」(芸能記者)
当の長谷川氏は、4日、自身のXを更新し、《20年近く前のネタ話をしたところ、僕の大好きな2名の先輩への誹謗中傷がかなり度を越してきています》と、誹謗中傷をやめるように注文している。
そのうえで、《今回の犠牲を産んだのは「フジのシステム」です。「フジの日枝イエスマンたち」です。叩くべき相手を間違ってはいけないと思います》とも指摘している。ここは冷静な判断を――。