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「フジ・中居問題」で読売テレビ解説委員が女性アナに示した異様な“圧”のもの言いにスタジオ沈黙・視聴者騒然
中居正広の女性トラブルをめぐり、批判にさらされているフジテレビ。各局の番組でも問題が取り上げられるなか、ある番組での一幕が、波紋を広げている。
2月1日に放送された『今田耕司のネタバレMTG』(読売テレビ)では、フジテレビの10時間超え会見の話題となり、同局の林マオアナウンサーが、「私も1個、聞きたいんですけど……」と切りだした。
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林アナは、フジテレビの取締役相談役で、フジサンケイグループ代表を務める日枝久氏について、「(フジテレビの)企業風土を作ってきたのは、もしかしたら日枝さんなんじゃないかなということをおっしゃる方もいらっしゃいますよね」と発言。すると、読売テレビ特別解説委員の高岡達之氏は「企業風土が今回のことを生んだかどうかは、わからないんじゃないですか?」と真顔で切り返した。
続けて「だから、企業風土を作ってきたのが日枝さんだとして、その企業風土って、じゃあ何なんですか? 風土を、あの10時間の記者会見で立証できますか?」と林アナを詰問。にわかに張り詰めた空気となり、林アナが「立証、まではできないかもしれないですが……」と返すと、高岡氏は「そうでしょう? 風土と解釈は、人によって違うと思っています」と語った。
高岡氏の異様な“圧”に、スタジオは沈黙。緊迫した雰囲気のなか、実業家の杉村太蔵氏が「どうでもいいですけど、そこまで高圧的にならないほうが……」といさめたことで、場の空気はやっと緩んだ。MCやゲスト陣に笑顔が戻り、今田耕司も「怖かったよね! 太蔵くん、ありがとう!」と思わず感謝。高岡氏も、口に手を当てる“ぶりっこポーズ”とともに苦笑いを見せていたが、スタジオの面々から「謝っておこう」と声をかけられると「林さん、後で」と語るのみだった。
「高岡氏は、もともと『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)のプロデューサーで、その後に報道局解説委員となり、2019年ごろからはさまざまな番組でコメンテーターを務めています。はっきりしたもの言いで知られ、好き嫌いがわかれるタイプの人です。偉そうといった反発の声も少なくなく、『嫌いなコメンテーター』ランキングの常連でもあります。テレビ業界全体に厳しい視線が注がれるなか、日ごろの振る舞いが悪いほうに出てしまったようです」(芸能記者)
Xでは、高岡氏のあまりに“高圧的”な言い方に、批判の声が続出している。
《高圧的な態度、周りにこれだけ言われても絶対に謝罪しないところ、ほんまにパワハラやな… 「あとで」も あとで何言われるか内心ビクビクしながら収録するわけだし。可哀想。》
《女子アナに対してここまで詰めたような話し方する必要ないだろ》
《後でって テレビの前じゃない所でこんな詰問されるのキツいって 本人 パワハラなの何もわかってないってことやん ぶりっ子ポーズしてマイルドにしようとすな》
2月3日、フジ・メディア・ホールディングスの大株主である米投資ファンドのダルトン・インベストメンツは、日枝氏の辞任を要求したことを明かした。続報が待たれる。