こっちのけんと「活動セーブ」宣言から1カ月、音楽番組に立て続け出演…『香水』瑛人もダウンした『紅白』後の多忙にファン心配

 

　2025年1月、2024年大みそかの『第75回NHK紅白歌合戦』に出場した歌手、こっちのけんとが、自身のXで今後の活動をセーブすることを発表し、衝撃を与えた。

 

「活動セーブ宣言」から1カ月、今度は“スピード復帰”が注目を集めている。

 

【関連記事：こっちのけんと「休養宣言」で菅田将暉にも同情が…“兄”引き合いに出す紹介法に寄せられていた疑問の声】

 

　こっちのけんとは、2024年5月に配信した楽曲『はいよろこんで』がTikTokなどで注目を集め、曲のサブスクリプションの総再生回数が1億3000万回を超えるなど、大ブレイクを果たした。

 

　2024年末は『紅白』のほか、第66回の『輝く！日本レコード大賞』（TBS系）にも出演するなど、有終の美を飾ったが、年明け早々に一時休止を発表した。

 

「こっちのけんとさんは、2023年に躁うつ病（双極性障害）であることを公表しています。1月1日のXで、彼は《若干躁期でした。今後は跳ね返りと戦うために当分休みます》と、2024年は充実しつつも苦しい時期もあったと説明。ただ、休養中も音楽は作り続けていくと明かしていました」（芸能記者）

 

　2025年は、テレビでこっちのけんとを見る機会が減るかと思われた。ただ、最近の活動には変化が見受けられるという。

 

「1月28日に生放送された『うたコン』（NHK）に出演し、C-C-Bの『Romanticが止まらない』をカバーし、みごとな歌唱力を披露しました。2月1日放送の音楽番組『with MUSIC』（日本テレビ系）では、『はいよろこんで』を歌い、番組のトークパートにも参加。MCの有働由美子さんと『紅白』出場後の家族の反応を笑顔で話していました。休養発表後も、以前と変わらず歌番組に出演しています」（同前）

 

　精力的に活動しているように見えるこっちのけんとに対して、Xでは《休養するって言ってたけどテレビ出てて大丈夫なんだべかね。無理すんでないよ》《こっちのけんとさん、紅白で来年はセーブしていくって言ってたのに大丈夫かな。人が良さそうだからオファーとか断れなそう。心配》と、体調をおもんぱかる声があがっている。その背景には、彼の境遇も関係しているようだ。前出の芸能記者が続ける。

 

「こっちのけんとさんは、菅田将暉さんを兄に持ち、実の弟であることを公表しています。ただ、中学時代に菅田さんと比較されたり、いじめを受けたりして、思い悩む時期があったことをバラエティ番組で明かしています。そうした“兄弟比較”にもめげず、音楽活動を続け、ようやく2024年にブレイクを果たしました。

 

『菅田将暉の弟』という肩書きではなく、ひとりのアーティストとしてこれから、というタイミングで休養を発表したのです。その後、1カ月足らずで再び活動を再開させたので、無理をしていないか心配になった人もいたようです」

 

『紅白』初出場歌手の多忙ぶりというのは、たびたびクローズアップされる。

 

「2020年大みそかの『紅白』にヒット曲『香水』で初出場した瑛人さんも、正月休み明けからテレビで生歌を披露したり、配信ライブイベントに出演したりと“ご祝儀出演”が重なり、過労が心配されました。瑛人さんの母親が一部の取材に、疲れや寝不足のせいか、正月の間は外出できなかったことを明かしたほどでしたからね……」

 

　ファンが心配に思うなか、こっちのけんとは2月3日に自身のXで《スーパー楽しすぎる収録に行ってきました。ニヤニヤが止まりません》と、新たな仕事をこなしてきたことを報告している。

 

　2025年も、けんとによって、たくさんの人が“よろこんで”くれるはずだ。