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桑田佳祐も「最高〜!」絶賛した広瀬すず“不朽の名作”での熱演 大胆シーンにも挑戦で大女優へ「脱皮」の予感
「最近ね。あれがおもしろいんですよ」
国民的バンド「サザン・オールスターズ」の桑田佳祐が、2月1日放送のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(JFN)でこう言及したのは、1月9日から配信スタートしたNetflixドラマの『阿修羅のごとく』だ。
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さらに桑田はこう続けた。
「私、前のシリーズ見てるんですよ。超えたね。本当におもしろい。宮沢りえ超えた広瀬すず、最高〜!」
多くの人が御存知のとおり『阿修羅のごとく』といえば、1979年と1980年にNHKで放送された、故・向田邦子さんが脚本を手がけたドラマだ。
時代設定はそのままに、Netflix版では長女を宮沢りえ、次女を尾野真千子、三女を蒼井優、四女を広瀬すずという面々で、是枝裕和監督によるリメイクがおこなわれている。
「父親の“老いらくの不倫”を4姉妹が知ったところから、それぞれの事情と“情事”が描かれるというストーリーです。『阿修羅のごとく』はNHKでのドラマのほかに、2003年には森田芳光監督によって映画化されるなど、向田作品のなかでもひと際人気が高く、不朽の名作といえます。
広瀬さんが演じる四女は、まさしく末っ子気質で、自由奔放な性格が特徴。そして、活躍を夢見るプロボクサーと交際しているという設定です。節制が求められるボクサーの彼氏を献身的に支えるのですが、彼氏が自分自身に課した“禁欲”を破り、広瀬さんを押し倒してしまう……という場面も劇中ではありました」(芸能記者)
そんな広瀬に対する評価の急上昇を感じているのは、桑田だけではないようだ。
Xでも《特に四女役の広瀬すずは大女優の片鱗を感じる末恐ろしい演技ぶり》《演技力の高い俳優さんと並ぶ中、広瀬すずさんの輝きが凄い》《ネトフリの阿修羅のごとくで広瀬すずを久しぶりに見たらめっちゃ印象変わった》と、その“脱皮”に驚嘆する声が多く聞かれているのだ。
「広瀬さんは、現在放送中のTBS系ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』でも主演しています。
10代のころは、アイドル女優的なキャスティングの作品が多かった彼女ですが『クジャクのダンス』は、父親が殺害された真相を追うサスペンスドラマで、これまた、いままでと違った作品にチャレンジしています。
20代後半を迎えて、今後も演じる役柄が幅広くなることが期待されますね」(前出・芸能記者)
まさしく、広瀬の演技も三面六臂の“阿修羅”のようになっていくのかーー。