『水ダウ』で宣材写真の「許諾NG」高学歴タレントの“芸人らしからぬ選択”に視聴者騒然…松本人志との過去の“わだかまり”指摘する声も

 

　2月5日放送の『水曜日のダウンタウン』（TBS系）の“本筋”とは関係のない、あるシーンが波紋を呼んでいる。

 

　この日は「ハンコタワー、芸人コンビ早見つけ対決」が放送され、約3000種類のはんこが入ったタワーから、5分間でお笑い芸人のコンビの名字のハンコをいくつ探せるかというゲームに「ウエストランド」、「メイプル超合金」、「三日月マンハッタン」の3組が挑戦した。

 

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　その企画の序盤で話題になったシーンは登場したのだ。スポーツ紙記者はこう説明する。

 

「ウエストランドの挑戦中に出された9個めのお題は『オリエンタルラジオ』でした。つまり『中田』と『藤森』のハンコを揃えるのですが、コンビを紹介するときの宣材写真で、藤森慎吾さんは写っていたにも関わらず、中田敦彦さんの写真だけ、シルエットが隠された状態で映し出され、『許諾NG』との文言も表示されたのです」

 

　同様の宣材写真をスタジオのゲストも見ていたようで、「霜降り明星」のせいやは「許諾アカンの？」と驚きの様子。「野性爆弾」のくっきー！も「持ちすぎやって自分を」と苦笑していた。

 

　当然、視聴者も驚きの反応を見せており、放送が終わると企画の感想よりも中田に関する言及がインターネット上では繰り広げられた。

 

　X上では《水ダウで中田敦彦が写真の許諾NGになってたのマジで笑った もう芸人じゃないんだな》《文化人としての自我が強すぎてNGなのか、普通に水ダウに出たくないからNGなのか気になる》《許諾NGは爆笑した もはや何モンやねん中田ってwww》と、ツッコミが続出する事態になった。

 

　謎を呼んだ中田の「許諾NG」だったが、その理由は何なのか。放送作家がある背景を指摘する。

 

「中田さんは2024年末のTBS系の特番『報道の日2024』に出演していますから、TBSに対して、NGを出しているわけではないでしょう。コンビとしての活動はほとんどありませんが、相方の藤森さんとの関係も良好なはず。そのためコンビでの“共演NG”なども考えられません」

 

　やはり考えられるのは「ダウンタウン」、特に松本人志との“因縁”かもしれない。過去に起きた“大騒動”について、前出の放送作家が語る。

 

「2023年5月に中田さんは自身のYouTubeチャンネルに『【松本人志氏への提言】審査員という権力』と題した動画をアップ。松本さんがお笑い賞レースの審査員を独占している、松本さんが吉本の会長や社長みたいになっており何も物が言えない空気がある、といった批判を展開したんです。当時、これが大きな話題となりました。

 

　さらに、中田さんは松本さんへの批判で、霜降り明星の粗品さんの名前を唐突に出したため、今回の『水ダウ』のスタジオにいた、せいやさんが自身のXで《真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな中田》と怒りを露わにする別の騒動も勃発。

 

　中田さんは、吉本興業に所属していた時代にも自身のブログで松本さんを批判し、問題になっていました。こうした“風通しの悪さ”も、中田さんが事務所を辞める理由のひとつになったようですから、“ダウンタウンの番組”という側面も今回の許諾NGにつながっているのかもしれませんね」

 

　だが、中田の批判から約半年後の2023年12月に、松本の性加害疑惑が「週刊文春」で報じられ、松本は裁判への注力を理由に芸能活動を休止。以降は『水曜日のダウンタウン』にも出演していない。

 

　それでも、中田は“胸に一物”抱えているのだろうか――。