『ホットスポット』角田晃広以外にも宇宙人が？　常連客・小日向文世よりも怪しいホテル関係者2人

 

　バカリズムによる秀逸な脚本によって、視聴者の考察も白熱している地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー『ホットスポット』（日本テレビ系）。

 

　山梨県の田舎町にあるビジネスホテルで働く主人公・遠藤清美（市川実日子）は、ひょんなことがきっかけで、同僚の高橋孝介（東京03・角田晃広）から「自分は宇宙人だ」とカミングアウトされる。秘密にしておいてほしいと言われていたが、つい地元の幼馴染み2人にしゃべってしまい、「高橋＝宇宙人」という秘密を4人で共有していくことに――というストーリー。

 

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　2月2日（日）に第4話まで放送されており、今夜放送の第5話から「波乱の第2章開幕！」と告知されている。

 

■主人公が働くホテルに宇宙人が集まっている？

 

　考察ファンの間で、高橋以外にも登場人物のなかに宇宙人がいるのではないかという予想は頻繁に出ているが、可能性が高そうなのは、清美が働くホテルの関係者。

 

　高橋いわく、ホテルの温泉に含まれている成分が特殊で、宇宙人の体を治す効力があるそうなので、高橋以外にも治癒目的で宇宙人が来ているかもしれないのだ。

 

　なかでも怪しい雰囲気ぷんぷんなのが、ホテルに長期滞在している謎の常連客・村上博貴（小日向文世）。第4話では、村上が一人で湖のほとりに佇んで富士山をじっと眺めるシーンがあり、かなり意味深長だった。

 

　とはいえ、あからさまなミステリアス演出がされていることを考えると、脚本家・バカリズムにミスリードされているだけなのかもしれない。

 

　しかし、ホテル関係者にはまだまだ怪しい人物がいる。

 

　まずは第1話に登場していたホテルの清掃スタッフ・中本こずえ（野呂佳代）。

 

　第1話でホテルの備品であるテレビを盗み出そうとしてバレてしまい、クビになって以来、登場していないのだが、公式サイトの人物相関図にしっかり載っているので、実は宇宙人でしたという展開で再登場するなんてこともありそうだ。

 

　演じているのがいまや名バイプレイヤーとして人気ドラマに引っ張りだこの野呂佳代なので、初回で退場したままというのはなんとも惜しい気がする。

 

■出番が少なすぎて怪しい『仮面ライダー』俳優

 

　お次はホテルで主にフロント業務をしている小野寺充（白石隼也）。やたら着替えが早いという特徴があるものの、ホテル従業員のなかでは極端に出番が少ないキャラクターだ。

 

　第4話でも、序盤のフロントシーンで、清美、高橋、磯村由美（夏帆）という主要キャラと一緒にいたものの、すぐに「おつかれさまでしたー」と帰ってしまった。第4話まで、まだ物語の本筋にほとんど絡んでいないのである。

 

　だが、第5話でとうとう小野寺がフィーチャーされる模様。

 

　高橋が超人的な身体能力でひそかに人助けしていたときの目撃情報が出てきたことで、この田舎町に宇宙人がいるのではないかという噂が広がってしまう。そして、都市伝説好きで、以前にも「小野寺くん宇宙人説」を唱えていた由美から疑われるエピソードになるという。

 

　小野寺を演じている白石隼也は、特撮ファンにはお馴染みの役者。2012年放送の『仮面ライダーウィザード』（テレビ朝日系）で主演した、いわゆるライダー俳優だ。

 

“変身” はお得意の白石演じる小野寺が、宇宙人の姿に変身するなんて可能性もゼロではないだろう。

 

　これまで出演シーンの少なかった小野寺視点や中本視点で、実は2人はあの事件のときにああいう行動を取っていたなんていう、バックサイドストーリーが描かれることもあるかもしれない。

 

　――いずれにしても、今夜放送の第5話から第2章になるということなので、考察ファンを唸らせる驚きの新展開が巻き起こることを期待したい。