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ダイタク・吉本大から卓球メダリストまで…相次ぐオンラインカジノ違法賭博に “トラブル俳優” が提言

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記事投稿日:2025.02.08 15:00 最終更新日:2025.02.08 15:06
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
ダイタク・吉本大から卓球メダリストまで…相次ぐオンラインカジノ違法賭博に “トラブル俳優” が提言

活動自粛となった「ダイタク」吉本大(左・写真は事務所の公式HPより)

 

 吉本興業所属の芸人「ダイタク」吉本大と「9番街レトロ」なかむら★しゅんが、オンラインカジノ賭博容疑で警視庁から事情聴取を受けていたことが明らかになった。吉本興業は2月5日、名前を伏せたうえで《弊社所属の一部タレントにつきまして、コンプライアンス違反の疑いがあることが判明した》と発表。《事実関係等が確定するまでの間、一部タレントは活動を自粛する》としていた。

 

 1月29日には、東京五輪・卓球男子団体で銅メダルを獲得した丹羽孝希が、海外のオンラインカジノで賭けをしたとして、書類送検されていたことが明らかになった。これを受け、所属チームは契約を解除。丹羽は「違法とわからずやってしまい、反省している」と話しているという。

 

 

 相次ぐ著名人の違法オンラインカジノでの摘発。そんななか、俳優の高知東生がXを更新。

 

《俺が捕まったから言うわけじゃないけど、オンラインカジノのユーザーだった芸能人を捕まえるのは「オンラインカジノが違法」という予防教育には効果的だが、今、オンラインカジノがやめられなくて困っている人は、怖くて相談できなくなる。少なくとも支援団体は通報したりしないから相談してくれよな》(2月7日のXより)

 

 と呼びかけた。高知は2月6日にも、

 

《お笑い芸人が、違法オンラインカジノをやったことで活動自粛とメディアが騒いでいるが、ほんの少し前まで、その違法オンラインカジノの宣伝をバンバン流していたのもメディアだからな。自粛なんかより逆に「オンカジは違法」という啓発活動で使ってあげたらいいのに。自分達の被害者かもしれないゾ》

 

 と投稿、持説を展開している。

 

 高知は、2016年に覚せい剤と大麻の所持で逮捕。同年、懲役2年執行猶予4年の有罪判決を受けたが、2019年からは依存症問題の啓発活動を精力的におこなっている。

 

 2月2日には、アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症を専門で扱うメディア「Addiction Report」創刊1周年イベントに田代まさしとともに参加。自らの経験を語り、回復への道があることを訴えた。

 

 警察庁によると、2024年に海外オンラインカジノ賭博で摘発されたのは279人で、過去最多となった。国際カジノ研究所が2024年8月から9月にかけておこなった調査では、過去1年にオンラインカジノで賭けたことがある人は約346万人。国内総人口の2.8%にもなるというから、もはや「他人ごと」ではない。

 

 海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博をおこなうと犯罪になる。「賭博罪」は50万以下の罰金、または科料。「常習賭博罪」になると、3年以下の懲役になる。

 

 知らなかったでは済まされない――。

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