エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

ダイタク、9番街レトロだけじゃない…“ブレイク”前に不正直謹慎、コンビ芸人の“ネタ作成者たち”に寄せられる同情

エンタメ・アイドル
記事投稿日:2025.02.09 18:00 最終更新日:2025.02.09 19:30
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
ダイタク、9番街レトロだけじゃない…“ブレイク”前に不正直謹慎、コンビ芸人の“ネタ作成者たち”に寄せられる同情

活動自粛となった「ダイタク」吉本大(左・写真は事務所の公式HPより)

 

 2月5日、ともに吉本興業に所属するお笑いコンビ「ダイタク」の吉本大と「9番街レトロ」のなかむら★しゅんが、違法オンラインカジノに関与した疑いで警視庁から事情聴取を受けていることが各社で報じられた。

 

「まず1月26日、深夜のバラエティ番組『ハチミツ!!』(フジテレビ系)で、当面の間、なかむらさんの出演が見合わせになることが発表されました。次に30日、2024年『M-1グランプリ』ファイナリストの双子漫才コンビ・ダイタクが、出演予定だったお笑いトーナメント『THE SECOND〜漫才トーナメント2025〜』の辞退を明らかにしました。

 

 

 さらに2月5日、彼らの所属する吉本興業はタレント名を控えたまま、

 

《弊社所属の一部タレントにつきまして、コンプライアンス違反の疑いがあることが判明したため、現在、外部弁護士等を交え、事実関係を調査中でございます。

 

 このため、事実関係等が確定するまでの間、一部タレントは活動を自粛することになりましたのでご報告いたします》

 

 と声明文を発表。その“一部タレント”は今回の2人を指すのではないかという指摘が相次いでいました」(芸能記者)

 

「ダイタク」は2009年から活動している芸歴14年めの漫才師。メンバーの吉本大と拓は、一卵性の双子であることを武器にした漫才で、東京・渋谷「無限大ホール」のレギュラーメンバーとして注目されていた。『M-1』ファイナリストに選ばれたことで、さらなる活躍が期待されていたさなかだった。

 

 一方「9番街レトロ」のなかむらと京極風斗は、2019年に結成すると、若手が所属する東京・神保町「神保町よしもと漫才劇場」で、新進気鋭のメンバーとしてメディア露出に力を入れていたコンビでもある。まさにブレイク直前の2組に起きた不祥事……Xでは、相方への同情の声が集まっている。

 

《ダイタクも9番街レトロもこれからでしょうに。相方さんが気の毒です》

 

《ええーこの前M-1決勝で知名度上がったばっかりなのに。ダイタクのもう片方が一人で出てきても一番の売りの双子ネタができないから何か微妙な感じになるよな……。しかも9番街レトロの人もなのか。相方はとばっちりでかわいそう》

 

《せっかくダイタクM-1決勝行けてこれからだったのに もったいない》

 

 過去にも、ブレイクより先に相方の不祥事によって、活動が制限された芸人は珍しくないと語るのは芸能ジャーナリストだ。

 

「2004年に結成された『天竺鼠』は、川原克己さんと瀬下豊によるコンビで『キングオブコント』(TBS系)決勝出場の常連であり実力派でした。しかし、2022年に『週刊文春』で瀬下さんの不倫・中絶要求が明かされると、2023年には、2021年に車で運転中に事故を起こし、相手のバイク運転手に全治3カ月の怪我を負わせたことで執行猶予付きの有罪判決を受けました。立て続けにスキャンダルが報じられたことで、現在もコンビ活動は休止しています。

 

 さらに、『ランジャタイ』は2007年から結成されたパッツンの前髪が特徴的な伊藤幸司さんと、ボケ担当の国崎和也さんによるコンビなのですが、2021年に初の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)決勝戦に出演したことをきっかけに、注目されていました。しかし、またしてもブレイク間近の2024年8月、伊藤さんが未成年の女性と関係を持ったことが発覚したことで、コンビは活動休止となってしまったのです。その時も国崎さんへの同情の声が多くあがりました」

 

 さらに、近年のコンビ芸人の“不祥事”には気になる共通点があるという。お笑いライターはこう語る。

 

「9番街レトロ、天竺鼠、ランジャタイいずれの場合も、ひとり残されたのはすべて“ネタ作成者”ばかりなんですよね。もちろん、ネタを書かないほうも、何もしていないわけではありません。ただ、やはりコンビとして売れるために必死で日夜ネタを書いている芸人さんが、コンビで活動できないのはかわいそうですよ。ダイタクさんだって、“双子ネタ”を売りにしていたわけですから、弟の拓さんからすれば悔しい思いをしているのではないでしょうか。

 

 芸人さんは、一部を除いて長い下積みを経てブレイクするパターンが多いですが、売れ始めると、社会的な影響力のある人物として注目されるようになります。そんな“社会の目”に気が付かないで、問題が発覚してしまうケースがあるようです。

 

 天竺鼠とランジャタイは、解散こそしていないものの、相方の起こしたスキャンダルのダメージは大きく、ハンデを背負ったままソロで活動しています。今回のダイタクと9番街レトロも、長いことソロ活動せざるを得ない可能性もじゅうぶんにあります」

 

 いちばんに謝らないといけない相手は、相方に違いない。

続きを見る
12

今、あなたにおすすめの記事

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る