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71歳の松任谷由実 34年前から続く“苗場愛”…舞台カメラマンが明かす「ライブの合間にスキー」秘蔵エピソード
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71歳の現在も精力的に活動する松任谷由実(写真・本人Instagramより)
71歳を迎えた“歌姫”は衰えることを知らなかったーー。
2月6日、シンガーソングライターのユーミンこと松任谷由美による冬の恒例ライブ「SURF&SNOW in Naeba Vol.45」が新潟県・苗場で開催された。45回めとなる同ライブは、今季最強寒波が訪れたこともあり、会場となった「苗場プリンスホテル」の近く「苗場スキー場」の山頂では3mを超える積雪が観測されている。
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あたり一面、雪化粧をした苗場プリンスホテルはユーミンにとって“特別な場所”だと語るのは、1980年代からユーミンのステージ撮影をしていたカメラマンYAHIMONときはる氏だ。
「同ライブがスタートしたのは、1981年でユーミンさんが27歳の時でした。彼女は80歳を超えておばあさんになって、ツアーが困難になっても“苗場だけは続けたい”と語っていましたね。
また、初回からライブ会場であった『苗場プリンスホテル・ワールドカップロッジレストラン』が、1991年に取り壊しになる予定があり、従業員たちが『ユーミンのライブが開催できなくなるから方法を考えてほしい』とホテルに希望を出していたのです。
そして、現在の会場である『ブリザーディウム』というイベント会場が同ホテル内にできました。会場の名付け親は、ユーミンさん本人で、苗場で必ず歌唱される名曲『ブリザード』にちなんで組み合わせた名称なのです」
さらに、YAHIMON氏はユーミンがスキーを楽しむ様子を撮影したという。
「11回めの公演となった『SURF&SNOW vol.11』は2月18日〜27日までおこなわれたのですが、その最終日の昼過ぎ、苗場プリンスホテルからほど近いスキー場で、バンドメンバーやスタッフとスキーを楽しまれていましたね。
前日の公演後の打ち上げで、お酒もかなり飲んでいたのですが、スキーのためにわざわざ早起きをしていたのが印象的でした。1981年までスキー経験のなかった彼女は、バンドメンバーから教わっていました。とくに2016年にお亡くなりになったギタリストの中川雅也さんが熱心に教えてくれました。教え方が上手な方だったので、私も一緒に教えてもらいましたね。
中川さんのおかげで、ユーミンさんの腕前はかなり上達しました。さらにスノボにもはまっていた時期もあります。しかし、万が一怪我をすると、夜のライブに影響がでるので、無理をしないようには気をつけていましたよ。71歳になられたいまも、ジムでトレーニングはなさっているようですよ」
現在もトレーニングは欠かさないというユーミン。来年72歳になることに合わせて全国72公演を秋からスタートする。まさか今でもこっそり滑っていたりして……。