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フジテレビ「中居正広騒動」社外調査を実施も“短すぎる期間”が波紋…ジャニー氏問題、『セクシー田中さん』問題でも高かった“納得感”の壁

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記事投稿日:2025.02.12 19:00 最終更新日:2025.02.12 19:00
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
フジテレビ「中居正広騒動」社外調査を実施も“短すぎる期間”が波紋…ジャニー氏問題、『セクシー田中さん』問題でも高かった“納得感”の壁

中居正広のトラブルに揺れるフジテレビ

 

 元「SMAP」の中居正広の「女性トラブル」をめぐり、社員の関与疑惑などで揺れるフジテレビ

 

 2月10日、第三者委員会が「社外関係者向け第三者委員会専用ホットライン」を設置したが、その内容がまたしても波紋を呼んでいる。

 

「第三者委員会は2月4日から中居さんやほかの出演タレント、スポンサーなどとのトラブルの有無をメールで調査しています。3月末をめどに調査報告書が提出される予定です。

 

 

 当初、調査対象はフジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスの社員に限定されていたため、その“精度”が疑問視されていました。そのため、社外ホットラインの設置に至ったのです。

 

 中居さんのトラブルと類似した事案を調査するため、フジテレビとフジ・メディア・ホールディングスに勤務経験がある人、同社と取引関係にある芸能事務所や制作会社、広告代理店などに情報提供を依頼するとのことです。

 

 2016年4月以降、フジテレビの役職員が主催する会合に参加した際のハラスメント被害に心当たりがある人が申告するものになっています。ホットラインの設置期間は2月10日から24日までで、『Googleフォーム』を使用したアンケート形式で申請します」(前出・芸能記者)

 

 新たな施策の発表を受け、Xでは《設置期間が短くない?告発する覚悟を固めるのに時間かかるだろうに》《設置期間が24日までって「やりました」というアリバイ作りの為だけですな》《調査期間が短く、隅々の謎まで解明出来るのか?》と、その調査期間について疑問を投げかける声が多い。

 

「社外調査の際の名前やメールアドレスの記載は任意とされていますが、被害特定をおこなうには直接の確認が必要でしょうから、実質は“必須”のはずです。したがって、決心の時間を考えると、調査期間が2週間だけというのはたしかに短いかもしれません」(前出・芸能記者)

 

 第三者委員会自体は1月23日に設置され、3月末の報告書提出まで約2カ月にわたって調査をおこなう。前出の芸能記者が続ける。

 

「2023年に旧ジャニーズ事務所の性加害問題で設置された外部専門家による再発防止特別チームの調査は、同年5月から8月まで実施されました。2024年の日本テレビ系ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんが逝去したことで発足した社内特別調査チームも、同年2月から5月まで調査をおこないました。

 

 いずれも3カ月かけて、関係者に聞き取り調査をしたものの、その結果には納得がいかないという意見が多かった印象です。問題は違えど、こうした経緯を考えると、フジテレビの約2カ月という調査期間が短いという指摘が出ても仕方ないかもしれません」

 

 フジテレビは1月17日に港浩一社長(当時)がおこなった会見が批判を集め、70社以上の企業が同社のCM出稿をとりやめる事態になった。2度めとなる27日の会見後も“スポンサー離れ”は解消されていない。

 

「給湯器の設置をおこなう『キンライサー』が、2月7日にフジテレビでのCMを再開しましたが、ほとんどのスポンサーは、基本的に第三者委員会の結論を待つスタンスだと思われます。フジテレビとしては、新しいバラエティ番組やドラマが始まる4月の改編期までにスポンサーを取り戻したいはず。

 

 そのために、3月末を目標に設定し、タイトなスケジュールで調査している可能性があります。ただ、調査が中途半端に終わったり、会社の体質改善への道筋が示されなければ、スポンサーは戻ってこないかもしれません」(前出・芸能記者)

 

 4月、フジテレビに“春”は訪れるのかーー。

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