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「にんげんだもの」相田みつを氏、写真に「イメージと違う」驚く人が続出“遅咲き”ゆえに知られなかった素顔
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相田みつを(写真・共同通信)
《相田みつをの顔はじめて見たがけっこう賢くて計算高そうな顔でワロタ。もっと無垢っぽさであれよ》
2月10日、あるユーザーが、NHKの公式サイトに掲載された相田みつを氏の写真とともに、Xに投稿したそんなポストが話題を読んでいる。
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「相田みつをさん(1991年没)は、『にんげんだもの』で有名な詩人、書家で、平易な詩を独特の書体で書いた作品は、誰もが知るところです。とくに代表作『つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの』などは、ふだんから詩を読まない広い世代から共感を集めました。50冊近い著作はロングセラーにして、累計1000万部に迫るともいわれています。
相田さんの詩はあまりに有名なゆえ、いまでもネット上などでしばしばパロディ化され、2004年には木梨憲武さん主演で、その生涯がドラマ化もされました。
1991年に相田さんが亡くなってから、30年以上が経っていますが、作品のファンでも、その顔をすぐ思い浮かべられる人は少ないでしょう。相田さんの顔を見たことがない人たちは、その作風から、朴訥そうな人物を勝手に想像していた人が多かったようです」(学芸担当記者)
一方的に築かれたイメージとは違った、相田氏の写真に驚いた人が多かったようで、冒頭の投稿は現時点で629万回のインプレッションを記録。コメント欄には、
《全然イメージと違う》
《裸の大将的な姿を勝手に想像していたよ》
《芦屋雁之助っぽくあってほしかった》
《なんかひらがなが似合わない「にんげんだもの」じゃなくて「人間故に」って顔してる》
など、詩のイメージと本人のビジュアルが違うと指摘する声が続出した。
「なかでも、放浪画家として知られた山下清さんをモデルにした、故・芦屋雁之助さん主演のドラマ『裸の大将放浪記』と、相田さんのイメージをかぶらせていた人が多かったようです。
いずれにしても、写真がイメージと違ったというだけでここまで話題になるのは、相田作品が世の中に広く浸透しているからこそ、といえるのではないでしょうか。相田さん本人は『にんげんだもの』を出版し、ベストセラーとなったのが1984年で、当時60歳。その7年後に亡くなってしまったので、テレビなどのメディアで広く知られる機会がなかったという影響もあるでしょう」(前出・学芸担当記者)
ちがってたっていいじゃないか にんげんだもの。