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宮根誠司、今度は番組内での“万博指摘スルー”に批判…波紋呼んだ“デーブ叱責”から1カ月、問われる“生放送MC”の資質
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宮根誠司
2024年5月ごろまで5kg2400円程度だったコシヒカリが、先月4000円を突破するなど、異常な米の高騰が続いている昨今。背景には、米の流通が滞っていることがあるとされるなか、農水省は「流通の円滑化」を目的に、国内で保管されている100万トンの備蓄米のうち、約2割となる21万トンを市場に放出することを発表した。
2月14日に放送された『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、この話題を報道。司会の宮根誠司のとあるシーンが話題を呼んでいる。
【関連記事:宮根誠司『ミヤネ屋』 降板説に「どうぞ、引退されて」の辛辣コメント…月2でお休みの事態に視聴者離れも】
「番組では、東京・浅草で100年続く老舗卸売店『越後屋米穀店』の佐々木慎吾社長に、司会の宮根誠司さんがリモートで話を聞きました。佐々木社長は当事者としての立場で現状を語り終え、宮根さんが『大変お忙しいところ、ありがとうございました』と中継を終えようとすると、佐々木社長は『もうひとつ、2つぐらい、いいですか?』と話を続けようとしました。
これに、宮根さんが『はい、どうぞ』と返すと、佐々木社長は『あの、大阪万博、ございますよね? これで投機的にじゃなく、ほかの需要があって買い占められてる』
と発言しました。しかしワイプに映る宮根氏は固まったまま、この指摘に言葉を返さず、数秒間押し黙ったのです。佐々木社長はふるさと納税の影響も続けて指摘しましたが、宮根さんは『そういうこともあるんですね』と受けただけで、大阪万博については“完全スルー”した形となってしまいました」(芸能記者)
番組放送後、批判の声が多くあがっている状況だ。
「コメの価格高騰については、さまざまな要因が関係していると言われていますが、備蓄米について報道するのなら、総合的に様々な可能性を検討する価値があるはず。やはり、なぜ大阪万博という要因だけを無視したのか……。
宮根さんは1カ月前、1月7日の放送では、コメンテーターのデーブ・スペクターさんを突然『まだ終わってないよ、番組!気を抜かない!』と叱責。『本当にやる気がない空気が伝わってくるんだから』と不満な表情を浮かべ、デーブさんも苦笑していた。
翌日、デーブさんはXで《天気予報をきちんと見ないから宮根先生に怒られたので、廊下でバケツ持って立ってました》と冗談めかしていたため、長年『ミヤネ屋』で築いた関係性があってのことだったのでしょう。ただ、“さすがに笑えない”“生放送の態度ではない”と批判を受けています」(同前)
宮根が生放送中に取った“態度”で批判が寄せられたのはこれだけではない。2021年7月、東京五輪の開会式を目前に控えた国立競技場に赴いたリポーターに、「いや、意味が分からん」「お前に言うてんねん!」と執拗に攻め立てたことで、視聴者から反感を買った過去がある。
「関西弁で舌鋒鋭く切り込む宮根氏は、良くも悪くもキャラが濃い。まさに“ワイドショーの顔”として長年冠番組を守ってきたともいえます。しかし、生放送中での宮根さんの姿勢には、“見ていてヒヤヒヤする”という人も多いのかもしれません。これまでも、週刊誌が行う『嫌いなMCランキング』ではトップ層の常連。視聴者離れも進んでいるように見えます。
いっぽうで、今回の大阪万博の件も、視聴者からすれば、コメの価格と万博の影響について、鋭く言及する姿勢を見たかったのではないでしょうか。なんとも歯切れの悪い姿を生放送で見せてしまうことに。
さまざまな情報番組が改変されるなかで、MCとしての資質が問われているのかもしれません」(同前)
“大阪の番組”だからといって、万博を批判してはいけないというルールはないはずだが……。
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