オンラインカジノ報道で揺れる吉本芸人　令和ロマンだけじゃない！事情聴取を受けた“ギャンブル芸人”にテレビ局が警戒

 

　吉本芸人の間で次々と発覚している“オンラインカジノ”への関与。2月14日にはM-1王者の「令和ロマン」高比良くるまと、「とろサーモン」久保田かずのぶを含む10人弱が警視庁に任意で事情聴取されたことが「毎日新聞」で報じられ波紋を呼んでいる。

 

「2月5日には、お笑いコンビ『ダイタク』の吉本大さんと『9番街レトロ』なかむら★しゅんが、警視庁から事情聴取を受けていることが各社で報じられています。

 

　1月26日の深夜のバラエティ番組『ハチミツ！！』（フジテレビ系）では、当面の間、なかむらさんの出演が見合わせになることが発表されると、同30日には『ダイタク』さんが出演予定だったお笑いトーナメント『THE SECOND～漫才トーナメント～2025』を辞退するなど、不穏な空気は1月末から流れていました。

 

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　2月5日に吉本興業は“一部のタレント”の活動自粛を発表しましたが、くるまさんや久保田さんの今後の活動については公式に発表されていません。しかし、テレビ局はスポンサーへの配慮を考え、くるまさんが出演予定であった番組が次々と差し替えられているのが現状です」（芸能記者）

 

　当のくるまは、報道があった翌日に自身の公式YouTube「official令和ロマン」を更新。相方の松井ケムリと頭を下げて、いち早くオンラインカジノへの関与を認めて謝罪した。だが報道では、吉本所属の芸人“10人弱”が事情聴取を受けたとされている。

 

「まだまだ“爆弾”があるということですね。我々も警戒しています」

 

　と語るのはテレビ局関係者だ。

 

「番組を差し替える必要が出てくるので、誰が事情聴取を受けたのか把握しておく必要がありますからね。芸歴10～15年の中堅コンビやトリオなど複数の名前を聞いています。彼らはいずれも大筋で関与を認めていますが、報道されていないため、今後も舞台に出演予定です。事務所としてはダイタクさんの時のように、報道されてから舞台出演を取り下げるか、相方のみの出演にする方針なのでしょう。

 

　中堅芸人のなかには、“ギャンブル芸人”として知られている人もいます。相方や吉本興業に借金してまでギャンブルに勤しんでいると言っていましたが……もしそれが違法オンラインカジノに使われていたら擁護できないですよね。報道されるまでは、我々も今まで通り起用する予定ですが、もしもオンラインカジノに手を染めていたのであれば、とにかく反省してほしいです」

 

　まだまだ問題は大きくなりそうだ。