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【中居問題】日テレ社長の「感謝」に漂う“今更感”『仰天ニュース』から出演シーンカットは「間違ってなかった」の見解
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2020年に「のんびりなかい」設立で会見をおこなった中居正広
2月17日に行われた日本テレビ福田博之社長による定例会見が波紋を呼んでいる。
会見では、先月23日をもって芸能界を引退した中居正広への言及があり、中居への「感謝」の言葉も飛び出した。この発言に、多くの視聴者は違和感を覚えたようだ。
「福田社長は会見で、『引退されたわけですから、番組の出演っていうのは叶うものでもないですし、もう一度出てきてほしいということをご本人にお伝えするつもりはない』と語りました。当然と言えば当然ですが、どこか寂しさをにじませるような口調に映ります。そして、『長い間頑張って頂きましたので、これに対する感謝の気持ちというのはそのままストレートにお伝えしたい』と言及したのです。
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各局のトップから、ここまでストレートな『感謝の気持ち』が表明されるのは初めてのことですから、発言の反響は大きいようです」(芸能記者)
ファンからすれば、これまで批判にさらされてきた中居に対する優しい言葉は我がことのように沁みるのかもしれない。しかし、Xを見ると必ずしも賛同ばかりではないようだ。
《日テレ社長今更感謝とか言っても上っ面のコメントとしか読み取れないわ私は》
《今更だけどなー》
《そう思うなら中居くんを返してください》
福田社長の発言を「今更」と捉える向きも多いようだ。
「中居さんは、日テレの『ザ!世界仰天ニュース』に2001年から出演し、野球関連特番などにも起用されるなど、同局とは長く深い関係を築いてきました。しかし、彼の女性トラブルをめぐり、同番組から降板が言い渡されることになります。
報道によれば、年が明けた2025年1月6日に、日テレからの依頼で中居さんは同局に対して説明の場を設けたそうです。この時点では守秘義務の都合上、謝罪はあったものの細かい説明はなかったとのことです。
しかし、1月7日放送の『ザ!世界仰天ニュース』は中居さんの出演シーンがカットされ、10日に出演見合わせ、そして15日には降板が発表されました。こうした一連の対応について、福田社長は会見で『間違ってなかったんじゃないかと思います』と語りました。
その後約1カ月ほど中居さんへの言及はなく、突然今回、中居さんへの気持ちを述べたところで、ファンにとってはもう遅いということなのでしょう」(芸能記者)
福田社長の発言の2日後の19日、中居の会員制サイトがクローズされ、すべてのコンテンツの閲覧が停止された。福田社長の言葉は、中居に届いたのだろうか。