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令和ロマン・くるまの「自粛」判断を「たかがオンラインカジノ」有名“2世YouTuber”の発言に集まる疑問
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岸谷蘭丸(YouTubeチャンネル「ユノキ帝国」より)
2月14日に「毎日新聞」が報じた、大手芸能事務所・吉本興業に所属するタレント10人弱が、オンラインカジノでの違法賭博の疑いで、警視庁から任意の事情聴取を受けていた問題。
その5日後の2月19日には、過去の違法賭博を認めていた『M-1グランプリ』王者のお笑いコンビ「令和ロマン」の髙比良くるまが、自身のSNSで、当面の芸能活動自粛を発表した。
そんななか、あるYouTuberによる、くるまへの“擁護発言”が話題になっている。芸能記者はこう話す。
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「俳優の岸谷五朗さんと、元『プリンセスプリンセス』の岸谷香さんの長男で、実業家としても活動するYouTuberの岸谷蘭丸さんが自身のXで、くるまさんらの問題に言及しました。しかし、それに対して、多くのユーザーから疑問の声が殺到しています」
2月19日、Xで《言っちゃ悪いけどたかがオンラインカジノ、しかも違法性もわからなかった時期の時効案件で令和ロマンを失うの嫌すぎる》とポストした岸谷。
しかし、この主張には《才能があろうとなかろうと平等に裁かれるべき》《違法性もわからなかったもなにも賭博は基本的に違法だからな》《自粛するしないは自由だけど、オンラインカジノを日本からアクセスしてやることが違法じゃなかった時代はない》といった反応が相次いだ。
岸谷はYouTubeにとどまらず、最近ではインターネットニュース番組『ABEMA Prime』(ABEMA)などにも出演している。そこでの舌鋒鋭い発言は、評判になっているようだが……。
「今回の令和ロマンに関する発言については“僭越”と感じている人が多いようです。くるまさんは警視庁の事情聴取に応じ、活動について自粛すると表明しました。
捜査当局の判断に従い、違法だった行為の責任を自ら取ろうというくるまさんの姿勢を、世間が評価する向きもあるなか、第三者が『たかが』という言葉を使って文句を言うのは、お門違いだと思われているようです。実際、2月15日に令和ロマンがYouTubeで謝罪動画を公開した際には、その対応には『賢明だ』という意見が多く聞かれました」(前出・芸能記者)
令和ロマンも“消えた”わけではなく、自粛を経れば再び、笑いを届けてくれる立場となる。ファンもそれを期待しているはずだ。