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木村拓哉「無印良品」訪問動画の猛ヒットでわかった“買い物術”需要! 結婚25年で養われた“消費者目線”
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“買い物”動画が受けている木村拓哉
2月22日、木村拓哉が自身の公式YouTubeチャンネルで、小売チェーンの「無印良品」を訪れる動画を投稿。何気ない「買い物動画」だが、異様な反響が起きている。
生活雑貨や家具、食料品を扱うことでおなじみの「無印良品」。木村が同店を訪れるのは、15年ぶりだった。
「ふだんからよく無印良品に行くという20代の女性視聴者から、木村さんに無印の魅力を体感してもらうと同時に『男の子の友人が引っ越しするので、センスのいいプレゼントを選んでいただきたい』とリクエストされました。店のスタッフから商品の説明を受けると、木村さんはプレゼント用だけでなく、自分用のカゴを用意して、次々に商品を購入していました」(芸能記者)
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掃除用品を選んだ後、木村は土鍋や食器、包丁などが並ぶ、キッチン用品コーナーに足を運んだ。
2019年のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)で三ツ星レストランシェフを演じた木村らしく、特に調理器具に興味を示していたが、ここで“買い物術”を発揮したのだ。
「大根おろし器をカゴに入れたものの、『あんま活躍しなさそうだな』と棚に戻しました。これから一人暮らしを始める男性が、大根おろし器を日常的に使うか、考えたのでしょう。
一方で“おたま置き”に目を付けました。卓上やキッチンで、おたまを置ける小皿のような商品でしたが、木村さんは『じつは、すげぇ大事なんです』『これいいっすよ』と実用性を力説。
カレーなどの煮込み料理を作った際、おたまを立てかけられる点に惹かれたようです。女性視聴者が要望したセンスはもちろんですが、実際に家事をするうえで役立つかを重視して選んでいる印象でした」(前出・芸能記者)
木村が無印良品で“買い物をするだけ”というシンプルな内容だったが、投稿から数日で「急上昇ランク」入りし、2月26日時点で180万回再生という驚異的な数字を記録している。YouTubeのコメント欄では、
《料理をするからこその選択するグッズ選びも素晴らしかった》
《ご家族との生活のこと考えながら物色してるのわかります》
《一般の感覚を持っていてくれてうれしいです》
《木村拓哉のすごいところは、大スターなのに庶民的な感覚があるところ》
といった、木村の選んだ商品の実用性を指摘する声が聞こえている。
これまで木村はYouTubeで、過去に輸入食品店「KALDI(カルディ)」や100円ショップ「ダイソー」、ホームセンター「カインズホーム」などを訪れた。
今回の無印良品も含めて、「買い物動画」はいずれも高い反響を見せている。
「『カルディ』は500万回再生、『ダイソー』は300万回再生、そして『カインズホーム』も200万回再生を記録。木村さんが庶民的な店を訪れる意外性が好評なのは間違いないですが、彼が動画で見せる“買い物術”にも高い需要があるようです。
木村さんはスタッフの説明を熱心に聞きながらも、スタッフが勧める商品に対して、変に忖度せず、日常生活で使えるという視点で選んでいます。ある種、“消費者目線”で買い物するところも、共感を集めているのだと思われます」(前出・芸能記者)
2000年に工藤静香と結婚した木村は、長女のCocomi、次女のKoki,が誕生し、芸能一家で知られる。2025年で結婚25年めを迎えるが、家庭を持ったことで“消費者目線”が染みついているのかもしれない。
「木村さんは、過去のバラエティ番組で、自宅で料理や家事をすることを明かしています。日ごろ、家事をするからこそ、買い物をする企画でも実用性を考えた商品を選べるのでしょう。商品をカゴに入れる際も、迷いがないので、飽きずに動画を見られるのかもしれません」(前出・芸能記者)
“三ツ星”の視点で木村が選んだアイテムは、生活で役立つこと間違いなし!?